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2015年07月19日
2日間に亘った、地元小戸神社の夏越祭が昨日無事終えました。
半分の行程が雨模様でしたが、今年も素晴らしい御神幸行列でした。
私も総代であり交通部としての務めを果たすことができました。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月15日
県議会自民党の中央研修の3日目・最終日は、「東京おもちゃ美術館」を訪問しました。ここは、NPO法人「日本グッド・トイ委員会」が、廃校(旧:四谷第四小学校)を利用し、木のおもちゃを活用した木育教室や展示、イベントなど、木のおもちゃを体感施設として運営しています。開館して8年目ということで、今回初めて訪問しましたが、年間に14万人が来訪するだけあって素晴らしい施設と感じました。改めて、木の感触のあたたかさ、木の香りの持つ癒しを体感し、子ども達が親もみんな笑顔になる、このような取り組みを応援していきたいと感じた次第です。
写真下は、九州山地のヒノキ材を敷き詰めた空間に、20,000個の木のボール「木の砂場」で森林浴をする親子の皆さんです。
赤いエプロンが目印の、おもちゃの学芸員の皆さんが、子ども達を木のおもちゃの世界に案内しています。日向市選出の日髙博之議員と記念撮影。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月14日
県議会自民党での中央研修会2日目は、都道府県会館にて、午前1件の講演、午後が夕方5時前までの2件の講演と、座学研修でありました。 まず、午前中は、慶応義塾大学経済学部教授の土居丈朗氏が「県際収支の改善と地方創生」と題して講演されました。GDP(Y)=民間消費(C)+民間投資(I)+政府支出(G)+移輸出(EX)-移輸入(IM)、とし、この両辺から租税(T)を引いて、民間消費(C)と民間投資(I)を移項した計算式で、貯蓄(S)=GDP(Y)-租税(T)-民間消費(C)と定義すると、民間貯蓄投資差額+財政収支黒字=地際収支黒字と、ISバランスを定義し、日本を始め欧州や現在渦中にあるギリシャ各国のISバランスを折れ線グラフで提示されました。また、ISバランスからみた地域経済として、全て黒字の東京と本県の比較もなされました。また、財政に依存しない形で、地際収支不均衡を是正する方策が今後は必要として、各地域が比較優位のある産業に特化・集約化、また特許、商標登録を進め、合法的「独占」による利益確保の重要性を訴えられました。
午後に入り、今日の二つ目の講演は、法政大学名誉教授の岡﨑昌之氏が「地方創生の課題と新しい地域振興策」と題して講演されました。大変エネルギッシュな人で、地方を徹底して行脚しての言葉には説得力がありました。増田寛也・日本創成会議座長の「自治体消滅や地方消滅」に踊らされることなく、頑張っている自治体の取り組みを数多く見てきた自負から、むしろ、「地域は消えない」(日本経済評論社)を始め、数多くの著書を出しておられます。
“地方消滅”という噂の怖さとともに、噂でとどめさせるためにも、①「定住人口」発想からの脱却、②「人口構成」への着目、③「人口の質」という3つも方策を、人口減少社会への対応策として提唱されました。姉妹都市交流、ワーキングホリデー、地域おこし協力隊など、具体的取り組む市町村事例なども出され、その中には、本県の、西米良村や綾町などの紹介もありました。さらに、政府の「地方創生」施策は、一昔前にあった、各市町村に地域振興にと、1億円を交付したふるさと創生事業とは違い、相当、周到に準備された施策として、地方自治体は大いにこの施策を活かしていかなければならないと訴えられました。その中で、「まち・ひと・しごと創生法」(第一条)の、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保、地域創生人材の育成や、農山漁村を志向する若者を活かすこと、そして地域再生の原点として①地域内流入の最大化(交流人口、ツーリズム)、②地域外流出の最小化(転出、地域外消費)、③地域内消費の拡大(生活の技、特産品加工)の重要性を提唱されました。
そして、今日3件目で最後の研修は、自民党政務調査会調査役の田村重信氏に、今、渦中の「平和安全法制について」と題して講演されました。この講演も非常に有益でした。かなりのボリュームの資料と共に、今回の安全保障関連法案の正当性、必要性を強く述べられました。
ちなみに、平和安全法制整備に関して、佐藤正久参議員が、facebookで告知をしてWEBにて三者択一方式で、1,000名のアンケートをとった結果の一部を紹介します。(問)韓国には3万人以上の邦人がいます。有事で避難のため邦人を輸送中の米艦を、自衛隊が防護することを可能とする法律を整備すべきと考えますか? (回答)そう思う 932人、そう思わない 38人、分からない 12人。(問)前の問いで「そう思う」と答えた人に伺います。日本に戦火が及ぶ前に、避難する邦人を輸送する米艦船を防護することは、国際法上「集団的自衛権」に当たる場合がありますが、邦人を守るために法律を整備すべきだと思いますか? (回答)そう思う 921人、そう思わない 14人、分からない 12人。(問)北朝鮮の弾道ミサイル警戒に当たっている米イージス艦を、自衛隊が防護することを可能とする法律を整備すべきだと思いますか? (回答)そう思う 889人、そう思わない 51人、分からない 12人。 (問)前の問いで「そう思う」と答えた人に伺います。日本に戦火が及ぶ前に、日本のために警戒に当たっている米イージス艦を防護することは、国際法上「集団的自衛権」に当たる場合がありますが、日本へのミサイル着弾を防ぐために法律を整備すべきだと思いますか? (回答)そう思う 885人、そう思わない 10人、分からない 12人。
5月14日に平和安全法案を閣議決定した安部総理大臣の記者会見の全文も資料に添付されてありました。大きな項目だけを掲載しますと、(1)「二度と戦争の惨禍を繰り返してはならない。このために、日本と世界の平和と安全を確かなものとするための平和安全法制を閣議決定しました。」から始まり、(2)国を守るには協力国が必要、国際情勢の変化、(3)まず外交努力が必要、(4)備えあれば憂いなし=台風は来るが敵は攻めてこない、(5)なぜ限定的に集団的自衛権を行使するのか、(6)アメリカの戦争に巻き込まれない、(7)戦争法案などではない、(8)自衛隊は湾岸戦争やイラク戦争での戦闘には参加しない、(9)国際貢献のためPKO法改正し、新たに国際平和支援法を整備、(10)戦後日本の歩み=世界が評価。「平和」と言葉で唱えるだけではだめ、(11)60年安保、PKO法の時も「戦争に巻き込まれる」といった批判があった、(12)「私たちは、子ども達に平和な日本を引き継ぐため、自信をもって前に進もうではありませんか。日本と世界の平和にために、私はその先頭に立って、国民の皆様と共に新たな時代を切り拓いていく覚悟であります。」・・で結ばれています。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月13日
今日から3日間、県議会自由民主党で中央研修が行われます。初日の今日は9時50分の宮崎空港発で羽田に向かい、到着後、午後2時から4時まで、日本放送協会(NHK)を訪問しました。我々の調査に対応していただいたのは、現在放映中の大河ドラマ「花燃ゆ」のプロデューサーで同郷の堀之内礼二郎さんです。郷土宮崎県の偉人をぜひ大河ドラマにと切望するのですが、全50話をもたせるには幼少から生涯において、多くの題材となるエピソードが必要とのことで、大河ドラマ制作の難しさを、制作現場を熟知するプロディーサーの立場から話されました。今回の「花燃ゆ」も主人公の吉田松陰の妹「文」が毛利家の大奥に入る、新「花燃ゆ」の展開で、視聴率のさらなるアップを図っていくようです。来年の大河は、真田幸村が主人公の「真田丸」ということで、大河ドラマを毎年楽しみにしている一ファンとして、これからも視聴者を楽しませてもらえるような制作づくりに頑張ってもらいたいと思います。
大河ドラマ「花燃ゆ」のセットも見学させてもらいました。
明日は、都道府県会館で、朝から夕方まで一日みっちりと研修が入っています。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月10日
環境農林水産常任委員会の県南調査2日目となります。最初に日南市の「王子グリーンエナジー日南(株)」に訪問しました。間伐材等の未利用材を燃料とした木質バイオマス発電となる、OJI日南発電所の出力は2万5,000kw、燃料使用量は年間20万トンで、これは日向市の中国木材とほぼ同じ使用量になります。ただ、常任委員会でもたびたび議論してきた、木質バイオマス燃料の調達状況、今後の見通し、また買い取り価格等について伺ったのですが、その窓口となっている王子木材緑化(株)が同席していなかったため、その詳細について明確な回答がいただけなかったのは大変残念でありました。木質バイオマス発電施設は、県内、県外と、視察等ですでにいくつか見学済みでありましたので、我々が関心が高かった燃料の調達については、今後、別の機会に情報を収集してまいりたいと思います。ちなみに、燃料の21万トンの内、県内の素材生産業者や森林組合等から約15万8,000トン、県外の業者から約5万3,000トンを集荷していくとのことでありました。(なお、王子グリーンエナジー日南の発電所は、外観内観とも撮影禁止だったため写真の掲載はありません。)
続いて、2日間行程の最後となる、宮崎市青島の「宮崎県水産試験場」に伺いました。写真下にもありますように、県水産試験場で独自に開発された「日向灘海況情報提供システム」は、非常に有益なものと感じました。このシステムは、漁業者の操業支援の一つとして、漁場の形成(魚の分布)や操業の成否(網成り等)は海況に影響されるとして、毎日の高精度の詳細な海況状況(水温、流れの速さ、風、潮目、潮色等)をあらわした海況図を、漁業者がスマホ等で利用できるようにシステム開発されたものです。この水試日報の効果として、県内中型まき網漁業者のアンケート調査から、①操業しないことによる燃油削減と労務時間の短縮、そして②漁場推定に利用したことによる漁獲金額の増加として、年間便益推定を約2億円としており、今後さらに期待できるシステムと感じた次第です。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月09日
今日から2日間にわたり、所属する環境農林水産常任委員会の県南調査が行われます。
初日の今日は、まず、「宮崎大学住吉フィールド」に伺いました。住吉フィールドは、国内最大級の大学附属牧場です。家畜頭数は188頭で、内訳は乳用牛がホルスタイン種で34頭、肉用牛が黒毛和種で繁殖用が65頭、肥育用が87頭などになっています。九州畜産地域における産業動物拠点として、平成26年に畜産分野で全国初となる「GLOBAL G.A.P認証」を取得し、食農安全教育も推進しています。各工程でリスク管理を徹底し、その項目250項目全てで、危険な作業はなくし、多くの基準を審査され認証を受けています。GAPを実践することで、「食品の安全」・「労働者の安全」・「環境の安全」を担保できています。また、大学独自ブランド「宮崎大学Milk」、「宮崎大学Beef」の生産・販売も行うなど、6次産業化にも取り組んでいます。現地を視察し、学生や社会人に対する高度な産業動物教育、人材育成の強化がこれからも図られていくことを実感しました。
二日後から稼働する新設したばかりの「豚舎」も見させていただきました。
続いて、「高岡のランバー宮崎協同組合」を訪問しました。プレカット加工の会社で、昨年の実績が、2,240棟で、その7割が県内になっています。耐震工法(SE工法)に使用する構造材をすべてランバー宮崎協同組合に任せている住宅メーカーもあるように、現場の工期を大幅に短縮し(3カ月かかるところが40日で済むとのこと)、現場で発生する端材もなくし、かつコンピュータで仕上げるため極めて精度の高い部材を加工生産しています。また賃加工が中心で、加工賃だけをもらっているとのことでした。工場内には、複雑な3次元加工を可能とする、ドイツ製の特殊加工機も設置されてありました。
初日の最後は、高原町の「農事組合法人 はなどう」を訪問しました。花堂区において前身の営農組合が平成17年に設立され、事業展開をしていく上で、法人化に向けた話し合いを経て、平成20年4月に現在の「農事組合はなどう」が設立されています。代表理事の黒木親幸さんの話をじっくりと伺いましたが、大変なエネルギッシュな人で、強いリーダーシップがあり、年間5,000人の視察が訪れるところまでつくりあげて来られたことを肌で感じました。女性部の「乙女会」が活躍されており、「穂倉金生」や「黒花うどん」、「小清水米」、「穂倉千徳」、「焼酎 駒」、「穂倉玄米黒酢」など、数多くの商品を連携企業と共に次々に生み出しており、全国から年間20万人の方々が直営販売所「杜の穂倉」に来店し購入されています。国から「ディスカバー農山漁村の宝」23区にも選定され、素晴らしい取り組みをされています。
法人直営の農産物直売所「杜の穂倉」にて、写真右端が黒木親幸代表
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月07日
宮崎県勢および宮崎市勢データは現時点で公表されている直近のもの、ならびに財政は今年度平成27年度当初予算編成の状況について更新しました。
なお、県勢データでは、新たに「財政力指数~地方公共団体の財政力を示す指標となり、基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値」と、「県債残高と財政調整積立金」、市勢データでは「財政力指数」の項目を加えました。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
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