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2024年08月10日
本日は午後から自らが事務局長を務める宮崎市戦没者遺族連合会主催の「語り部」座談会が開催されました。
私は司会を務めさせていただき、2時間半に亘り次第に沿って、お二方から「戦後の暮らし」「宮崎の空襲、父の戦死」と題して講話をいただき、その後、座談会として、多くの遺族の方々から、自らの体験談のお話をもとに様々な意見交換をいたしました。
戦後のご遺族の労苦は想像を絶する大変なものがあります。そして、それを乗り越えて、戦争に対する確固たる思いも持っておられます。もちろん戦争は絶対に避けなければなりません。しかし、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、とある日本国憲法の前文は、パワーバランスがひしめき合う世界の国際情勢からも、我が国の周辺諸国の挑発的な軍事行動を鑑みてからも、むしろ、独立国家として毅然とした態度と抑止力を持たなければ、平和は守れるものではないと認識しております。世界はそうあまくはない状況にあります。
先の大戦を教訓にして、世界から認められる当たり前の国家としての姿を示し、その上で、平和を希求する道を歩むことが肝要と認識する次第であります。
右松たかひろ拝
2024年08月10日
本日は早朝の7時から宮崎木鶏クラブの8月度例会が開催され出席しました。
今月号の特集は「さらに前進」。今月号も多くの学びや、我が意を得たりの箇所がたくさんありました。
冒頭の特集の言葉においては、「運命は自分の責任であること(二宮翁夜話)」「人が本当に真心の限りを尽くした時は、鬼神も天もこれに感じ入り、感動して応援してくれる(報徳記)」・・二宮尊徳の実体験から出た言葉として紹介されています。
いつも通り、それぞれの感想を発表する場があり、私からは、146ページからの「世界に誇るべき偉人の生涯 二宮尊徳 第5回」から、私の感想や所見を申し上げました。
何といってもまずは「積小為大」。私自身の歩み方、考え方そのもので、小を積んで大と為す、すなわち、小さな努力を積み重ねていけば、いずれ、大きな事業を成し遂げることができる、小さなことをおろそかにしない、という意であり、報徳思想の分度(ぶんど)と推譲(すいじょう)と同様に、二宮尊徳の生き方や人生を象徴する代表的な言葉です。
この項の中で、特に小田原藩主の大久保忠真(ただざね)が、二宮尊徳を世に出した名君として登場します。江戸幕府を中心から支える老中に就任し、現在の内閣総理大臣に匹敵する老中首座まで上り詰めた人ですが、私が素晴らしいと思ったのが、その忠真が大阪城代になった際に、自戒の歌として詠んだのが・・「位山(くらいやま)のぼりて見ればいと高し いや忘れめやもとの心を」、そして老中となって詠んだ歌が・・「身にかえてとわにぞ思う万民(よろずたみ)所を得つつ富み栄えねと」、まさに、為政者に最も大切な心構えを詠まれているのです。古今東西、今も昔も、例外なく普遍の資質と考えます。
そのような政治家こそが、現代に必要なのです。幾多の試練を経て、私もこの資質を身に付けるべく、粉骨砕身努力をしているところです。
未来に希望を持てる宮崎県にしてまいりたいと、心に刻みながら、本日も積小為大の歩みを進めてまいりたく決意しています。
右松たかひろ拝
2024年07月04日
本日は宮崎県偕行会の「慰霊祭ならびに令和6年度 総会」が行われました。
まずは宮崎県護国神社にて慰霊祭に参列し、その後に場所を移動し総会に出席しました。
偕行会は、陸上自衛隊幹部退官者や旧陸軍将校の方々で設立され、殉職された自衛隊の方々を慰霊顕彰し、「英霊に敬意を。日本に誇りを」をスローガンとしており、その活動に共鳴する人たちが会員として構成されております。また、総会で承認され、今年から、宮崎県陸修偕行社へと名称変更移行します。
毎年、慰霊祭から総会、懇親会まで参加しており、これからも偕行会の活動趣旨や日本への思いを、私も大事にしてまいりたいと存じます。
総会前の防衛講話では、第43普通科連隊長兼都城駐屯地司令の石岡直樹1等陸佐が、「第8師団および都城駐屯地の現在」と題して講演され、周辺諸国の動きや狙い、そして我が国の自衛隊の守りについて詳しく明瞭に解説していただき、現況の日本を取り巻く、中国・ロシア・北朝鮮が虎視眈々と狙う脅威と厳しさを再確認しました。我が国の平和を守ることは、並大抵のことではありません。自衛隊の活動に、心から敬意を表する次第であります。大切な日本の平和を確実に守るためにも、国民は、自衛隊の活動をさらに理解し、大きな後押しをしなければならないことは言うまでもありません。
右松たかひろ拝
2024年06月08日
毎月出席をしている宮崎木鶏クラブの例会。本日もいつも通り、早朝の7時からホテルメリージュにて開催されました。
人間学を学ぶ月刊誌「致知」を事前に読み、例会当日に、それぞれが読後の感想を3分でまとめ発表するスタイルです。
「順調も良し、逆境もまた良し」で、順調の時はもちろんのこと、逆境の時こそ読み込む致知も、人間力を身に付ける上で、志を一層高める上で、極めてためになるものです!
今月号の特集は「希望は失望に終わらず」です。
私からは、P42の田野畑山地酪農牛乳会長の吉塚公雄さんの以下の文面が特に印象に残りました。
~・・この道を歩む中で、批判や嘲笑に逢うこともたくさんあったけど、ただ、そういう雑言というのは気にしてたらキリがない。
夢は実現できるか分からないけど、精一杯を尽くすことはできます。私も理想を目指す過程で何度も失望を味わいました。でも私利私欲ではなく、これが実現したらどんなにか皆が良くなるだろうという希望を支えに頑張りました。必ず克服のヒントはあるものです。そこに向かう自分への信頼、絶対にやるという信念が大切です・・~
その通りですね。力を与えてくれる言葉です!
人は、言葉で奮起をし、行動で信念が固まることをつくづく感じております。
右松たかひろ拝
2024年05月18日
宮崎西中学校での体育大会に出席したあと、鹿児島県鹿屋市に向かい、総合人間学の勉強会に、本日と明日の日程で出席しています。
その勉強会で、下記の一文と出会いました。少し難しい言い回しかもしれませんが・・
道徳とは、ひと言でいえば、悪事を避け、善事を行うことです。その善悪の基準は、自分と他者を含めた人間の幸福につながるか否かによって定められます。したがって、「善」を志向する道徳の本質は、自他の幸せと社会の発展を願って、その実現に努力する心づかいと行いであるといえます。
一方、「悪」とは、それらの善を阻害し、毀損するものです。一般に「善人・悪人」や「善行・悪行」などといわれる場合にも、このような意味で用いられています。
上記を引用すれば、自らもひたすらに、宮崎が素晴らしい県になればと、県民の皆さまの生活が豊かになればと、心から願い、政策を提言し、それを実現すべく政治活動を真心から実践しています。その真心からの志を阻害し、毀損する悪人とは敢然と対峙していかなければなりません!
これからも、ひたすらに、ただひたすらに、宮崎そして日本の発展のために、すべての力を尽くしてまいります!
右松たかひろ拝
2024年04月13日
本日は早朝7時からホテルメリージュでの、宮崎木鶏クラブ4月例会に出席しました。
毎月、楽しみにしている勉強会で、月刊致知を読んでの、読後感想をそれぞれが発表していきます。
私からは、34ページの幕末佐賀藩主の鍋島直正の側近として多大な貢献をされた「修己治人の人 古賀穀堂の生き方に学ぶ」の所を、自らの感想を入れて発表させていただきました。
私、すなわち功名の念ではなく、私利私欲の念を捨て去り、道理に基づいた人間になることを決意し、誹謗中傷や病など、幾多の艱難辛苦や毀誉褒貶を乗り越えて、徹底した努力と、不退転の決意で藩政改革に取り組み、維新を成し遂げた薩長土肥の一角として、佐賀のその後の急速な近代化のみならず、日本国の運命をも拓いていく人生は、大いに参考になるものです。
知識を得るだけではダメで、自らの人間性を高め、世の中を治めることができなければ真の学問とは言えないとして、一貫して「実学」の重要性を説いたことは、まさしく現代にも通ずる重要な生き方であります。
最後の部分に、「先行きが不透明な現代は、内憂外患が深刻化していた幕末の空気と似ています。いまこの時期に古賀穀堂の生き方に学ぶことは、個々人の未来のみならず、日本の未来、地球の未来をひらくことに繋がる」との言葉は、大いに賛意を感じた次第です。
右松たかひろ拝
2024年03月09日
本日は月一回の木鶏クラブに出席しました。月刊「致知」の読者の集いである毎月の宮崎木鶏クラブの例会は楽しみにしている勉強会です。
今月号の私の読後感想は、以下の内容を申し上げました。
『人生、仕事の根本は「氣」にあり』
廣岡達朗氏と藤平信一氏の対談になります。その中で、廣岡氏が「大東亜戦争までアメリカが日本人を恐れていたのも、何事も懸命にやり抜く習性があったからですよ。ところが、マッカーサーが日本を占領し、日教組教育がはびこったために、その精神が失われてしまった。これはとても残念なことです。」と言われています。我が意を得たり、です。この何事にも懸命にやり抜く習性は、これから日本が甦るためには必ず取り戻していかなければならない、大切な日本人の習性です。時間はかかるけど、教育を変えていく必要があります。
続いて、同じ対談の中で「中村天風先生からは、物事に対応する上で、心の持ち方がいかに大切か、を教えていただきました。」とあります。私も20代半ばに損保の営業で、1日100軒200軒の飛び込み訪問をしている時に、自らの気持ちを奮い立たせるため、中村天風の書籍をむさぼるように読んでいた時期があります。人間にとって「氣」が基本であることを強く感じ、その営業時代に諦めないことの大切さを信じ切ることを身体に染み込ませたことが、今日の私を作っていると実感しています。
そして、廣岡さんの代名詞で「管理野球」というのがあることを藤平さんに聞かれた廣岡氏が、「あれはマスコミが勝手にそう名付けただけで、誰が大の大人を管理したいものですか(笑)」と答えられたところです。報道姿勢の問題点を深刻に考えていかなければなりません。本質は違うのです。勝手に、センセーショナルなイメージを植え付けてはならないのです。世間を大きくミスリードします。この事は、参加者からも、実際の廣岡氏は人間味があり紳士で人から敬愛される人で、管理野球のイメージとは全く違う、との意見が出たところです。
そして、大事なのは、負けた時にこそ「氣を出す」ことですと廣岡氏は話されます。本当にその通りだと思います。負けた時こそ、試練の時こそ、強い氣を出すのです!そうすると、人間は覚醒するものと、私は強く信じています。
最後に、廣岡氏が「生きていると、いろいろな逆境や試練に見舞われますよ。僕なんか、いまなお逆境だ。逆境とか何とか言うのは、贅沢な悩みなんです。」と話されています。それに藤平氏が応じて「人生を主体的に生きることによって『氣』が出る。悲運を嘆くことなかれ、ということですね。」と応えられています。素晴らしい考え方、生き方と、私も強く共鳴しています!
今月の木鶏クラブも良い学びとなりましたことに感謝しています。
右松たかひろ拝
2024年03月01日
昨夜は地元の中央西交流センターにて、きりんさん(勢井由美さん)の講演コンサートが開かれ参加しました。
きりんさんの美しい歌声と、真心のお言葉に感動するひとときでした。
きりんさんの一つ一つの行動は、たくさんの人達に大きな感動と勇気を与えていますので、これからも応援してまいりたいと思います!
昨夜の内容は、知らないこともたくさんありました。被災者の方々には肉親を失くすという一番人生にとって大変なことを経験して、なお前向きに頑張って生きていく姿に、人として一番大切なことを教えていただいているという強いインパクトを受けました。そしてその思いを語り弾き、大切なことを伝道師としてお伝えしている、きりんさんとの出会いに、私は感謝しています!
2枚目の写真は、被災で母を失くした少年が「生きているといいね ママお元気ですか」と書いた言葉を、上皇后美智子さまがお詠みになられた御歌です。
右松たかひろ拝
2024年02月10日
本日は、所属する宮崎木鶏クラブの令和6年総会・懇親会に出席しました。
総会の議事が全て承認されたあとに、2月度例会に移り、今月号の特集「立志立国」で、その中でも、86ページの、「楠木正成公の生き方と日本人の心」に目が行き、読後感を私から発表させていただきました。
我々、国を憂いる志を持った者においては、楠公精神、という言葉に、大変大きな意義を感じております。幕末の明治維新を成し遂げた志士たちも、この楠公精神に特別な想いを抱いて、新しい時代を切り開いてきました。後醍醐天皇に忠誠を尽くして、鎌倉幕府倒幕と建武中興の核となった楠木正成は、至誠に生きた人です!まさに、私が最も大切にする生き方です!文中にもありますが、勝ち目のある側に味方をする武将の価値観の中で、「自分一人だけでもよい、どんな局面でも乗り切ってみせる」という、利害得失を越えた楠公の覚悟は大変気高く尊いものとして、国の再興を願い信念を持って歩む者にとって、これほど勇気を与えてくれる人はいません。私の生き方もかくありたい!と強く決意しております。
最後の段落の【現代人の多くは「きょう自分が幸せであればいい」「お金さえあればいい」という狭い価値観の中で、もがいて生きています。しかし、神代から連面と続く命の繋がりへの誇り、世界に稀有な日本という国への誇りを持つことで、そこに生を受けた自分自身への誇りも育まれ、この三つ(「智╱大局的に日本のあるべき姿を知ること・仁╱道徳心、博愛精神に満ちること・勇╱それを貫く精神力、実行力があること」)の誇りを揺るぎない地盤とすることで、生き辛いと言われる現代の世の中でも、自分の心を調え、いろいろな困難を乗り越えることが出来るのだと思います】の箇所は、今の時代に極めて必要とする考え方だと強く申し上げ、そしてこれこそ、我が意を得たり、とする考え方・生き方であります!
右松たかひろ拝
2024年01月13日
本日は月一の宮崎木鶏クラブの日。早朝7時に17名の会員が集い、新年初の例会が開催されました。
私が発表した内容については、前日のブログ「後藤俊彦宮司~長い占領政策の呪縛から目覚めつつある日本」をお読みください。
会員がそれぞれに、月刊致知1月号を読んでの感想を述べていきます。
今月号の特集は「人生の大事」。仕事観では、何があっても絶対に投げ出さない、常に目的意識を持って、努力を積み重ねること。人生観では、価値は晩年に決まる。常に今が晩年と思って、日本人として何をしないといけないか考えたい。そして、家族観にも複数の方々が述べられ、子どもは抱きしめていることが愛されている実感につながる、愛し方を知っている親を育てることの大切さや、ADHDの子どもも、愛されていると実感した瞬間から変わるなど、まさに、教育の根本は愛にあり、の感想が述べられました。
今月も学びの深い時間となりました!
右松たかひろ拝
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