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ここでは、右松たかひろの日常活動についてデジカメを活用しながら報告しています。 すべてを網羅しているわけではありませんが主な活動内容は記載しております。多くの方々のご指導・ご支援を賜りながら、 後援会活動に日々全力で邁進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2012年06月20日
本日、6月定例会期中の常任委員会が開催され、私が所属する「商工建設常任委員会」では下記の内容を審議しました。
1.商工観光労働部
①議案1件~「宮崎県における事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例」
②請願1件~「平成24年度宮崎地方最低賃金改正等についての請願」
【報告事項】
①東九州メディカルバレー構想 地域活性化総合特区指定以降の動きについて
昨年(平成23年)の12月22日に、宮崎・大分両県で共同提案した「東九州メディカルバレー構想特区」が、国の「地域活性化総合特区」に指定されました。その後、現在までの動きについて概要説明がありました。宮崎大学による寄付講座の設置や各種シンポジウム・セミナー等の開催、そして、来る9月1日には、医療機器関連産業等の立地企業に対する「企業立地促進補助金」を拡充することになりました。具体的には、雇用割補助金額として、県外企業は30万円→50万円/人、県内企業は15万円→30万円/人になります。
また、医療機器生産金額について、本県が143億9,200万円(全国25位)に対して、大分県が1,181億6,800万円(全国4位)と大きく引き離されています。これは、両県に生産拠点を有している企業で、基礎的な部品を宮崎県内で生産し、最終加工及び出荷を大分県で行っているケースが多いことからくるものです。
今後、許認可の要件や利子補給金制度など、本特区に係る更なる規制緩和・財政支援を進めていくことになります。
②新卒者等の就職支援について
求人要請については、平成24年6月4日~7日にかけて県内の11の主要な経済団体に対して、商工労働部次長等が訪問し、求人枠の拡大、早期提出等について要請を行ったとの説明がありました。この中で、県が就職を支援する姿勢をトップ自ら示す意味で、知事あるいは副知事が要請に行くことが大事だとの意見が挙がりました。私たちの質疑に対して、各種データの把握不足もあって、現況の雇用の厳しさについて、担当課はさらなる認識を高めてもらうよう求めました。
この他、県外からのスポーツキャンプ・合宿の受入実績について、みやざきアピール課から説明がありました。
2.県土整備部
①議案5件~「工事請負契約の変更について」「専決処分の承認を求めることについて」「港湾管理条例の一部を改正する条例について」「損害賠償の額の決定について」(2件)
議案および報告事項の中で、高速道対策局の損害賠償の額の決定について、議論が紛糾しました。これは、平成22年8月10日、門川町において、東九州自動車道用地事務所に所属する副主幹級職員(男性53歳)が運転する県有自動車が、赤信号で停車中であった車に後ろから追突した案件です。この事故では、物損ならびに人身・慰謝料等で同乗者含め、総額で809万円もの多額の損害額が兵庫県在住の方々(6人)に発生しており、保険から充当できない分の支払いについては議会の議決も必要になるため、問題が表面化しました。県有車両の保険料も、そして損害賠償の県負担分ももちろん公金(税金)が原資です。委員会では各議員から、「もっと詳細な報告書を出すべき」、「他県のように、事故を起こした当事者の県職員の氏名も公表すべき」、「今後について、規定も設けるべき」等々、執行部に意見が出た次第です。この件については、本会議での委員会報告に盛り込み、幹事長会議でも協議されることになりました。なお、私からは事故状況からして、あまりにも高額な賠償額になっており、県の窓口対応、保険会社との意思疎通について質疑しました。保険の仕事を長年やっていた経験から、モラルハザードにも言及した次第です。今後このようなことにならないよう、県有車を運転する際の交通意識の向上や県と契約する保険会社も含め県側窓口(総務事務センター)の対応改善などの対策を求めました。
右松たかひろ
2012年06月19日
本日、「県議会のあり方に関する検討委員会」が開かれました。「宮崎県議会基本条例」の制定に向けて、昨年から委員会が設けられ協議が重ねられてきました。パブリックコメントを受け付ける関係で、委員会の設置期間が3か月延びたことにより、今年の議会運営委員が引き継ぐことになりました。
なお、「県議会のあり方に関する検討委員会・報告書」の説明を執行部から受けました。内容について抜粋すると以下の通りです。
1.議会の機能強化で予算審議の強化について・・・・条例化する方向で一致。なお、具体策については別途協議。
2.議会の会期・・・・現状のとおり(定例会4回)とする方向で一致。なお、緊急時の議会開催のあり方については今後議論を深める。
3.反問権について・・・・趣旨確認程度の発言ができることを条例に盛り込む方向で一致。なお、「反問権」という表現は使わない。
4.知事と議会との関係で監視機能の強化について・・・・知事と議会との関係の基本原則を条文化し、「監視および評価」という条文の中で事務執行の事前・事後の監視を行うとともに、県民にその評価を明らかにするという内容も盛り込むという方向で一致。
5.条例に盛り込む項目およびその順序等・・・・①総則 ②議員の責務および活動原則 ③議会運営の原則 ④議会の機能強化 ⑤知事等と議会の関係 ⑥議会と県民との関係 ⑦議会活性化の推進 ⑧政治倫理 ⑨議会事務局等
右松たかひろ
2012年06月17日

本日、山形屋前にて、自由民主党・青年局の全国一斉街頭活動を行いました。今回は、「北朝鮮による拉致問題の解決」が統一テーマでありました。 この日に、全国100カ所で実施されたことになります。
北朝鮮による拉致問題に対する私の考え方は、 みぎまつコラム「北朝鮮による拉致被害者の救出について」 で述べておりますのでご参照ください。
北朝鮮による拉致被害者の救出は、政治家が一致団結して取り組まなければならない重大な「主権・人権問題」です。地方からも、そして特定失踪者の1000番台リストに出身者が3名含まれる、この宮崎の地からもしっかりと声を上げていきます。
右松たかひろ
2012年06月08日
本日、6月定例県議会が開会になりました。6月26日(火)までの日程になっています。本会議に先立ち、議会運営委員会が開かれ、会期中のスケジュールなどを確認しました。
なお、13日から19日(土日除く)までが一般質問で、20~21日が常任委員会、22日が特別委員会で、26日が閉会日で本会議採決が行われます。
右松たかひろ
2012年05月30日
県南調査2日目は、都城市役所から始まりました。調査目的は、「霧島ジオパーク」についてです。ジオパークとは、世界的に美しく貴重な形や地質に触れ、学ぶことの出来る自然公園のことで、霧島ジオパークは、一昨年の平成22年9月14日に、日本ジオパークとして認定を受けました。現在、県境をまたがる5市1町で設置した「霧島ジオパーク推進連絡協議会」を中心に、来年、平成25年の「世界ジオパーク」への加盟申請に向けて取り組んでいるところです。ちなみに、日本ジオパークには20地域が認定を受けており、その内、世界ジオパークに認定されたのは5地域になります。
職員による概要説明で、島原で開かれた「第5回 ジオパーク国際ユネスコ会議」に参加した際、世界ジオパークの認定基準の高さを感じた、との報告がありました。世界遺産とは違って、保護・保全だけでなく、「科学」「防災」「地域振興」などに生かすことが求められます。
概要説明後、実際に、霧島ジオパークのジオサイトの一つで、“日本の滝100選”に選ばれている「関之尾滝」に行きましたが、広報掲示板なども判定基準に入ってきます。県境などの標識などもチェックを受けるようですが、そういった道案内標識などは、まだまだこれから整備しなければならないとのことでした。
ぜひ県をまたがり、5市1町で強い連携を働かせ、「世界ジオパーク」認定に向けて、頑張っていただきたいと願っています。
県南調査最後の訪問地は、高千穂牧場でありました。霧島ジオパークの大自然が一望できる素晴らしい立地にあります。経営陣による概要説明で、「一昨年の口蹄疫や昨年の新燃岳噴火によって入場者も大きく減ってしまったが、今年のゴールデンウィークは5万人の来場者を記録し、少しずつ客足も回復している」とのことでした。体験型のプログラムや物販の充実など、経営努力も払っていることも伝わりました。今後の課題としては、来場者の6割が鹿児島からで、宮崎からは道路もくねくねしており、アクセスの悪さが影響している点やジオパークとの連携、そして鳥獣被害(特に、シカ)がひどいとのことでした。なお、韓国や台湾からの外国人客も増えており、防疫体制もセットで取り組んでいるとのことでした。
右松たかひろ
2012年05月29日

本日から1泊2日で、商工建設常任委員会による県南調査が始まります。 県議会を出発して、まず「清武JCT」を調査しました。 右上は、清武JCTを上空から撮影した紙面写真ですが、このように十字のジャンクションは、九州では鳥栖JCTに続いて2つ目とのことでした。東九州自動車道の整備が急ピッチで進められています。清武JCTから右上写真の上部にある「清武南トールバリア」の区間は今年度中に開通予定になっています。また「清武南トールバリア」の現地も調査しましたが、ここに料金所が設置され、その先は、北郷・日南方面への新直轄の高規格道路になる予定です。一日も早い建設の実現が望まれ、流通、防災面で力を発揮してもらいたいと願っています。
続いて小林市へと移動し、四位(しい)農園に伺いました。140ヘクタール(畑~100ha、茶畑~40ha)の栽培面積を持ち、従業員124名という大規模な農業法人です。自社に食品工場を持ち、農場で生産した野菜を、カット、冷凍、チルドなどの加工を行い、外食産業を中心に出荷しています。括目する点を以下に挙げました。
(1)輪作を年2.5~3回行うなど“適期適作”“適地適作”、自然に合わせ、圃場を最大限に活用している。
(2)真空冷却装置や高湿度保冷庫などを設備導入し、採れたての新鮮さを維持して製品化することに注力している。
(3)専用ソフトを開発し、電子管理を徹底している。 人と圃場のスケジュール管理ならびに商品のトレーサビリティを近代的に一元管理している。
本物の食品を育てて加工、出荷し続けている四位農園。大変参考になった次第です。

3カ所目として、、都城市山田町の丸谷川を視察調査しました。この場所は、過去たびたび浸水被害を出しており、特に平成22年7月の豪雨では、異常出水によって甚大な被害を被りました。それを受けて、一昨年から全体事業費約11億2,000万円をかけて、堰の改修や橋梁工事はもとより、河道の拡幅や蛇行する河川の形を変えるという抜本的な対策を講じる大工事を進めています。現場を見て、災害から地域を守る強い意志を確認した次第です。
本日最後の訪問地は、都城市の霧島酒造・本社増設工場になります。竣工は昨年の11月24日で地上4階建ての建物です。生産能力は400石/日で、これは25度一升瓶4万本分になります。原料処理能力としては、1次原料の米は16トン/日、2次原料の甘藷は160トン/日になります。工場の概要説明のあと、工場内の見学もさせていただきましたが、ボイラーの熱源にCO2排出量の少ない天然ガスを採用したり、太陽光発電にも力を入れていました。霧島裂罅水(きりしまれっかすい)を使い、これからも美味しい本格焼酎をどんどん生産してもらいたいと思います。
右松たかひろ
2012年05月28日
県議会の観光振興議員連盟と県ホテル旅館生活衛生同業組合の皆さんと意見交換会が開かれ出席しました。県議団のほとんど全員が出席したことは、観光振興への意識の高さが表れたものと考えます。意見交換の場では、ホテル旅館組合の皆さんが積極的に発言され、極めて有意義な場となりました。一昨年の口蹄疫そして昨年の新燃岳噴火では、ホテル旅館業界は甚大な打撃を受けており、今、死活をかけた再建を進めているだけあって、その生の訴えは心に響くものがありました。ご意見やご提言でいくつかのものを下記に掲載します。
1.「古事記、日本書紀編纂1300年」は千載一遇のチャンス。予算も厚く取ってもらいたい。
2.修学旅行は一度離れると、元に戻すのに相当苦労する。
3.外国人旅行者へのおもてなし(言葉や習慣など)にも取り組む必要がある。
4.大きな政策の転換が必要。団体は、ほとんどスポーツ関連で、観光の大きな団体は極めて少ない。シルバー層の掘り起こしを!
5.観光振興の連絡会・委員会を議員と共に立ち上げ、取り組みへの推進力を高めてほしい。
その他にも、多くの有意なご意見をいただきました。私もしっかり整理をさせていただき、宮崎県の観光浮揚に全力を尽くしてまいりたいと決意しています。今年度の所属委員会も、「商工建設常任委員会」になりますので、観光政策は所管分野になります。現場の生の声を、しっかりと政策に反映させるべく様々な機会を通じて発言していきます。
右松たかひろ
2012年05月26日
本日、JA・AZMホールにて、自由民主党宮崎県総支部連合会の「平成24年度 第59回定期大会」が開催されました。~新しい国づくりに向け政権奪還~として、各号議案等も滞りなく決議されました。中村県連会長の下、役員選任も県連八役は引き続き担うことになりましたので、私も「広報委員長」として、全力を尽くしてまいります。来たる総選挙、ならびに一年後に迫った参議院選挙に必勝態勢を築いていかなければなりません。与えられた職責を全うしてまいりたいと決意しています。
なお、定期大会に先立ち、「平成24年度 総務会」も開催され、参議院議員候補予定者の公募を5月30日から6月8日まで受け付け、6月24日に二次審査を行い、選出することを正式に決定しました。私も選考委員の一人として、これからの時代を担う国会議員にふさわしい人を選びたいと思います。
右松たかひろ
2012年05月24日
椎葉村に宿泊し、朝一から3日目の行程が始まりました。まず、上椎葉水力発電所を調査しました。半世紀以上前の昭和30年に建設され、写真右でも分かる通り日本初のアーチ式ダムで、その後の土木建設にも大きな影響を与えました。ちなみに、九電の社運を賭けたこの難工事は105名の殉職者が出おり、敷地内に供養塔が立てられていました。また、ダムで出来た湖は、吉川英治によて“日向椎葉湖”と命名され、貯水量は7,600万立方メートルになります。発電能力は約9万キロワットとなります。ダム水路式になりますので、長期間にわたって自由に発電量を調整できるようになっています。

左の写真は、国指定天然記念物「大久保のヒノキ」と、同じく国指定天然記念物の「八村スギ」になります。椎葉の奥にあり、なかなか訪れる機会のないところですが、初めて目に触れて、その壮観な姿に感動した次第です。屋久島の大スギにも負けないほどの立派なスギやヒノキが、本県にあることを県民の皆さまにもぜひ知っていただきたいと感じました。
なお、この場所には、国が指定する伝統的建造物群保存地区である「十根川集落」があります。石垣や住居の造りなど素晴らしいものがあります。最上地には「民泊」ができる家屋もありますので、時間軸を超えた体験宿泊が堪能できるのではないかと思います。
3日間の行程最後は、同じ椎葉の石原工区の国道327号の整備状況を調査しました。道幅が狭く、車の離合もできない箇所が多く、防災面でも支障をきたしていましたが、現在、道路や橋梁、トンネルの新設工事が進められています。完成すれば、交通時間の大幅な短縮も図られ、利便性も安全性も飛躍的に上がりますので、大いに期待しています。
今回は、2泊3日の行程で、県北を調査しましたが、たくさんの発見や課題も認識でき、非常に有意義な調査活動であったことをご報告申し上げます。
右松たかひろ
2012年05月23日
2日目は、延岡市の北川ICの調査から始まりました。本県の高規格幹線道路の供用率は50%で、九州で最低になっています。ちなみに、全国平均は71%、九州平均が69%です。そういった中、今急ピッチで高速道路の建設が進められています。左写真はその中の一つ北川ICで、今年度中には開通の予定です。なお、須美江~北浦間がH28に開通予定になっており、そうなればあと4年以内には大分まで繋がることとなります。本県の悲願が一つ達成されることになり、交通インフラの整備は経済・流通・医療と様々な面で波及効果が期待されますので、大変待ち遠しく感じます。
続いて、一路高千穂に向かいました。右の写真は、「神楽宿」にある茅葺の建物で、ちょうど葺き替え中でした。今や地元高千穂にも茅葺職人がいなく、熊本から職人さんが来られているとのことでした。また平日にもかかわらず、神楽宿の駐車場には多くの大型観光バスが止まっており、九州各県のナンバーが見受けられました。このことは、その後の高千穂役場での意見交換会にも出ましたが、九州内の人気観光地ランキングでは10位(昨年は13位で、もちろん宮崎県ではトップ)になっており、来訪者の内訳は、半数以上が北部九州(福岡など)になっており、次が熊本方面からの入込みとのことでした。高千穂から、宮崎方面へ来てもらうルートをいかに作れるか、また宮崎県内からの観光客は全体の8.9%と低い数値になっていることは、地元から活性化をしていく上でも、今後の課題の一つと感じました。また、様々な体験メニューや現地ツアー、観光ガイドが同乗してのレンタカーなど、観光客誘致に向けてしっかりと取り組む姿勢が見られました。
この日最後の訪問地は、今注目を受けている「五ヶ瀬ワイナリー」でした。100%町内産のぶどうを使用しており、現在できるだけ高く設定して買い取りされているとのことでした。町営ではありますが、株式会社であることを自覚し、いずれは独り立ちしていく考えで、そのためにも生産本数を4年で1.5倍に引き上げ、販売先も拡大していく計画を立てています。観光で年間数万人来訪されているとのこと、地域活性化の面でも頑張ってもらいたいと思います。
右松たかひろ

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