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2024年03月09日
本日は月一回の木鶏クラブに出席しました。月刊「致知」の読者の集いである毎月の宮崎木鶏クラブの例会は楽しみにしている勉強会です。
今月号の私の読後感想は、以下の内容を申し上げました。
『人生、仕事の根本は「氣」にあり』
廣岡達朗氏と藤平信一氏の対談になります。その中で、廣岡氏が「大東亜戦争までアメリカが日本人を恐れていたのも、何事も懸命にやり抜く習性があったからですよ。ところが、マッカーサーが日本を占領し、日教組教育がはびこったために、その精神が失われてしまった。これはとても残念なことです。」と言われています。我が意を得たり、です。この何事にも懸命にやり抜く習性は、これから日本が甦るためには必ず取り戻していかなければならない、大切な日本人の習性です。時間はかかるけど、教育を変えていく必要があります。
続いて、同じ対談の中で「中村天風先生からは、物事に対応する上で、心の持ち方がいかに大切か、を教えていただきました。」とあります。私も20代半ばに損保の営業で、1日100軒200軒の飛び込み訪問をしている時に、自らの気持ちを奮い立たせるため、中村天風の書籍をむさぼるように読んでいた時期があります。人間にとって「氣」が基本であることを強く感じ、その営業時代に諦めないことの大切さを信じ切ることを身体に染み込ませたことが、今日の私を作っていると実感しています。
そして、廣岡さんの代名詞で「管理野球」というのがあることを藤平さんに聞かれた廣岡氏が、「あれはマスコミが勝手にそう名付けただけで、誰が大の大人を管理したいものですか(笑)」と答えられたところです。報道姿勢の問題点を深刻に考えていかなければなりません。本質は違うのです。勝手に、センセーショナルなイメージを植え付けてはならないのです。世間を大きくミスリードします。この事は、参加者からも、実際の廣岡氏は人間味があり紳士で人から敬愛される人で、管理野球のイメージとは全く違う、との意見が出たところです。
そして、大事なのは、負けた時にこそ「氣を出す」ことですと廣岡氏は話されます。本当にその通りだと思います。負けた時こそ、試練の時こそ、強い氣を出すのです!そうすると、人間は覚醒するものと、私は強く信じています。
最後に、廣岡氏が「生きていると、いろいろな逆境や試練に見舞われますよ。僕なんか、いまなお逆境だ。逆境とか何とか言うのは、贅沢な悩みなんです。」と話されています。それに藤平氏が応じて「人生を主体的に生きることによって『氣』が出る。悲運を嘆くことなかれ、ということですね。」と応えられています。素晴らしい考え方、生き方と、私も強く共鳴しています!
今月の木鶏クラブも良い学びとなりましたことに感謝しています。
右松たかひろ拝
2024年03月01日
昨夜は地元の中央西交流センターにて、きりんさん(勢井由美さん)の講演コンサートが開かれ参加しました。
きりんさんの美しい歌声と、真心のお言葉に感動するひとときでした。
きりんさんの一つ一つの行動は、たくさんの人達に大きな感動と勇気を与えていますので、これからも応援してまいりたいと思います!
昨夜の内容は、知らないこともたくさんありました。被災者の方々には肉親を失くすという一番人生にとって大変なことを経験して、なお前向きに頑張って生きていく姿に、人として一番大切なことを教えていただいているという強いインパクトを受けました。そしてその思いを語り弾き、大切なことを伝道師としてお伝えしている、きりんさんとの出会いに、私は感謝しています!
2枚目の写真は、被災で母を失くした少年が「生きているといいね ママお元気ですか」と書いた言葉を、上皇后美智子さまがお詠みになられた御歌です。
右松たかひろ拝
2024年02月10日
本日は、所属する宮崎木鶏クラブの令和6年総会・懇親会に出席しました。
総会の議事が全て承認されたあとに、2月度例会に移り、今月号の特集「立志立国」で、その中でも、86ページの、「楠木正成公の生き方と日本人の心」に目が行き、読後感を私から発表させていただきました。
我々、国を憂いる志を持った者においては、楠公精神、という言葉に、大変大きな意義を感じております。幕末の明治維新を成し遂げた志士たちも、この楠公精神に特別な想いを抱いて、新しい時代を切り開いてきました。後醍醐天皇に忠誠を尽くして、鎌倉幕府倒幕と建武中興の核となった楠木正成は、至誠に生きた人です!まさに、私が最も大切にする生き方です!文中にもありますが、勝ち目のある側に味方をする武将の価値観の中で、「自分一人だけでもよい、どんな局面でも乗り切ってみせる」という、利害得失を越えた楠公の覚悟は大変気高く尊いものとして、国の再興を願い信念を持って歩む者にとって、これほど勇気を与えてくれる人はいません。私の生き方もかくありたい!と強く決意しております。
最後の段落の【現代人の多くは「きょう自分が幸せであればいい」「お金さえあればいい」という狭い価値観の中で、もがいて生きています。しかし、神代から連面と続く命の繋がりへの誇り、世界に稀有な日本という国への誇りを持つことで、そこに生を受けた自分自身への誇りも育まれ、この三つ(「智╱大局的に日本のあるべき姿を知ること・仁╱道徳心、博愛精神に満ちること・勇╱それを貫く精神力、実行力があること」)の誇りを揺るぎない地盤とすることで、生き辛いと言われる現代の世の中でも、自分の心を調え、いろいろな困難を乗り越えることが出来るのだと思います】の箇所は、今の時代に極めて必要とする考え方だと強く申し上げ、そしてこれこそ、我が意を得たり、とする考え方・生き方であります!
右松たかひろ拝
2024年01月13日
本日は月一の宮崎木鶏クラブの日。早朝7時に17名の会員が集い、新年初の例会が開催されました。
私が発表した内容については、前日のブログ「後藤俊彦宮司~長い占領政策の呪縛から目覚めつつある日本」をお読みください。
会員がそれぞれに、月刊致知1月号を読んでの感想を述べていきます。
今月号の特集は「人生の大事」。仕事観では、何があっても絶対に投げ出さない、常に目的意識を持って、努力を積み重ねること。人生観では、価値は晩年に決まる。常に今が晩年と思って、日本人として何をしないといけないか考えたい。そして、家族観にも複数の方々が述べられ、子どもは抱きしめていることが愛されている実感につながる、愛し方を知っている親を育てることの大切さや、ADHDの子どもも、愛されていると実感した瞬間から変わるなど、まさに、教育の根本は愛にあり、の感想が述べられました。
今月も学びの深い時間となりました!
右松たかひろ拝
2023年12月09日
本日は、月に1回の大事にしている宮崎木鶏クラブ例会の日。早朝6時45分に会場入り。
今月も素晴らしい学びの時間でした。今月号の「いかにして勝利の女神は微笑むか」は、シンクロの井村コーチと、金メダリストの乾友紀子選手の対談。その中で、井村さんが『私はよく「結果を出せるのは結果を決めているから」と言っていますが、まず結果を明確に決める。そのために具体的に何をするか、目標と計画を示す。遅れている時は何が何でもやると決め、できるまでやり続ける。この考え方がとても大事です。』と言われています。私自身に置き換えても、計画を立て、立てた以上は何としても予定通りそれをやりきる、このことを、繰り返し実行しています。後援会の行事、政治活動がまさにそうです!
そして、「目に見えないところが本物にならないと目に見えるところも本物にはならない」とも、私はこれからも本物志向で行きたく存じます。政治家としても、そして政治活動も本物であらねばならない、との強い意思で取り組んでまいります。
さらには、「人間は最悪の条件に身を置き、心を鍛えていくことで強くなる」とも井村コーチは言われています。人生は何が起こるか分かりません。しかし、逆境に置かれた時こそ、その人の真価が問われる時です。志を高く掲げた以上、断じて挫けてはならないのです。それがマックス・ウェーバーの政治への天職を持つ人間そのものだと信じ、これからも精進してまいる覚悟です!
そしてまた、月間「致知」を読んでの皆さんの読後感想を楽しみにする会でもあります。
右松たかひろ拝
2023年11月11日
本日は、所属する宮崎木鶏クラブの夜間例会お祝い会でした。いつもの月刊致知の読後感想のあとは、年に1回の皆勤賞や喜寿、傘寿のお祝いもありました。
志高く、人間力を培う、心が通った月刊致知を学ぶ者同士ですので、とても心地好く、話が尽きない時間となりました。
これからも、人間力を培う場を大事にしてまいります。そして常に進歩してまいります!
右松たかひろ拝
2023年11月05日
本日は、午前8時過ぎには地元の交流センターに集合し、「防災フェスタ」にスタッフとして参加しました。消防局や消防団も協力いただき、起震車や煙ハウス、水消火器体験、模擬避難所体験など、多くのブースが設けられ、たくさんの地元住民の方々が防災訓練の体験をされました。(写真1枚目)
地区活動を3時間ほどお手伝いをしたのちに、所属する社会教育団体の「敬老会」に出席をしまして、先輩方をお祝いすると共に、大いにお話しをすることができました。同じ社会学習をする方々との居心地の良い時間となりました。(写真2枚目)
そしてその後、美しい日本の憲法をつくる国民の会の全国縦断「青年キャラバン隊in宮崎市」の集会に参加しました。機は熟しています。掛け声だけに終わっている憲法改正は、そろそろ国会審議を徹底して済まして、国民に改正案を明確に提示して、世論に問うべきです。社会が、そして時代がどんどんと変容していく中で、憲法だけ金科玉条の如く取り残されていく姿は、先進諸外国と比較しても健全ではない姿です。本来の日本らしい姿に立ち返るためにも、憲法改正は必須だと、我々は認識いたしております。同志と共に、大事な時間を過ごすことができました。(写真3枚目)
右松たかひろ拝
2023年11月02日
本日は午後1時30分から2時間に亘り、県立西高等学校附属中学校2年生を対象に、宮崎市戦没者遺族連合会による語り部授業「英霊平和学習」に遺族会の事務局長として参加しました。
遺族会の関谷会長のもと、20人の遺族会の語り部が5グループに分かれて、40人の生徒に、戦争の体験や戦後の苦労などを通して、平和について考えるグループ座談会形式の授業となります。
とても意義のある授業と感じております。
私からは、父が4歳の時に終戦を迎えていますので、私自身はもちろん戦争体験者ではありませんが、祖母の何もない時代から我慢強く生きてきた姿勢からも分かるように、戦後復興が先人のお陰であること、そして、国の礎となられた英霊への感謝の思いを忘れないこと、そしてもちろん、今のウクライナや、イスラエルガザを見ての通り、戦争は軍人だけでなく多くの一般市民や女性、子どもが犠牲となる凄惨なものであり、戦争が起きないようにすることが最も大切であることなどを、生徒達にお伝えしました。
戦争の理由は、宗教の争いや領土問題、人種差別が根底にあるものがあったり、或いは、エネルギー資源や経済が絡んだものもありますが、行き着くところは「人間のエゴ」であると感じます。きれい事だけではないパワーバランスがひしめく現実の国際社会で、いかに平和や命の尊さを広めていけるかは、人類の永遠のテーマになるものです。
我が国は、他国が認め尊敬される自主独立の精神と体制を持ち、凄惨な大東亜戦争(太平洋戦争)を経て見事に復興を果たした気概を持って、国際社会に能動的に平和の尊さを伝える努力が必要であると考えております。それが、世界で唯一の被爆国である日本の責任であり、使命であると考えます。
右松たかひろ拝
2023年09月09日
本日の早朝7時から8時30分まで、毎月恒例の宮崎木鶏クラブ9月例会に出席しました。
今月の特集は「時代を拓く」。大変読み応えのある内容でした。とりわけ、JFEホールディングス名誉顧問の數土(すど)文夫さんと、東京大学名誉教授の月尾嘉男さんの対談で「五十年先の日本に未来はあるか」は、極めて示唆に富み、重い命題を与えてくれます。その内容から、私からは6つのことを取り上げさせていただきました。
①12ページで、數土さんが「あらゆる分野で日本人の生産性が落ちてしまっているのは、名誉心だとか廉恥心だとか、正直、誠実、仁愛、こういった精神性の根幹を成すものが、生産性を高めていく原点になっていると思っているんです。それが失われてしまった。日本人の精神性の劣化が進んでいる。これは危機ですね」と言われた部分について。
②14ページで、月尾さんの「武士道に基づく潔さは立派だけれども、国際社会においてはそうではない面が多分にあるということを、企業や政府の上層部は覚悟しておかなければなりません。」と問題提起し、それに対して數土さんが「インテリジェンス(知能・知性そして諜報)に対する幼児性、これも日本が直面している危機の一つだと思います。政治や経済はもちろん、様々な学問分野でも、インテリジェンスに本格的に着手しないと世界の中で取り残されていると思います。」と言われた部分について。
③16ページで、月尾さんが、「ベネチアとカルタゴに見る国家滅亡の共通点として、一つは人口減少、二つ目に技術力の低下、三つ目に地政学的リスク、そして、自国の防衛を他国に任せる、この四つは、消滅した国家の共通点と捉え、歴史の教訓に学んでいく必要があります。」と言われた部分について。
④17ページで、數土さんが「時代を拓く、未来を拓く重要な提言として、今の財界を見ると、経団連や日商の存在感が薄くなってしまったのは、経営者自身が、古典、即ち人類五千年の歴史に学んでいない。それゆえ、小成に甘んじて、志や人間としての器が小さくなってしまっていると思います。あと、マスコミも近年、芸能人の不倫などスキャンダルが発覚すると、もう寄ってたかってこき下ろす。それを見た人たちがネットやSNSで誹謗中傷する。この前も、あるコメンテーターがこんな恐ろしいことを言っていました。不倫した人を吊し上げて傷つくのは当事者を含めて数人だけど、それによって何百万人の鬱憤が晴らせるとしたら、それは正義じゃないかと。酷い話です。いじめそのものです。旧約聖書の時代には姦淫した者は石を以て打ち殺すというしきたりがあったわけですけど、イエスキリストが、同じ罪を犯したことのない者だけが打て、と言ったら、一人また一人と去り、誰もいなくなってしまったと、新約聖書には書いてあります。21世紀の時代に大事なのは、やはり道徳心です。他人のことを非難したり辱しめたりする暇があったら、自分自身の研鑽に励もうと言いたいですね。これは、日本の未来をどう拓くか、ということに繋がっていくと思います。それから、定年という概念をなくし、八十になっても、九十になっても、独立自尊の精神を持って働く。国民一人ひとりが、健康寿命、職業寿命、資産寿命の三つの寿命を延ばすべく、生活習慣の質を高めていく。これが、未来を拓く一つの解答になるのではないでしょうか。」と言われた部分について。
⑤18ページで、月尾さんが「やはり日本が世界に誇るものは数千年間にわたって育んできた類まれな文化です。日本には文化的な宝がたくさんあるけれども、その価値を日本人自身が意識していないという点で非常に損をしていると思います。」そして數土さんが「いま日本は瀬戸際に立っていると思っています。ジャパンアズナンバーワンから三十年で世界の三流国になってしまった。これから日本が復活するために大事なのは、独立自尊の気概、名誉心、廉恥心、仁徳です。」と言われた部分について。
最後に、⑥13ページと18ページで、數土さんが「新渡戸稲造の武士道、福澤諭吉の学問のすゝめ、内村鑑三の代表的日本人、僕はこの三冊は、日本人の精神を取り戻す必読書だと言って事あるごとに薦めているんです。」と言われた部分について。
これからの日本のあるべき姿を、大いに示唆する、月刊致知9月号の内容でした。
人間学と徳力を培う月刊誌として、致知は全国に11万7千人の愛読者を数えます。今年の全国高校野球大会で見事優勝した慶應義塾高等学校野球部は、その成功の裏には、2年前に導入した月刊誌『致知』を使った勉強会「学内木鶏会」の存在があったと言います。木鶏会導入によって生まれたチーム内の変化について、森林貴彦監督が自らの言葉で語っていますので、どうぞご参照ください。
右松たかひろ拝
2023年08月12日
本日は、毎月出席させていただいている宮崎木鶏クラブの8月度例会でした。毎月1回、朝7時からの「月刊 致知」の読後感想を述べ合う時間は有意義な時間でもあります。
私からは、P110の中西輝政氏の「日本人にとっての最大のテーマ、それは『自立』の二字である」の掲載文について述べさせていただきました。私は、国としての自立、日本人としての自立とは何かを真剣に考える時が来ていると、そしてそれは喫緊の課題だと認識しております。中西氏の文中においても、「国家も同様で、この『自立』という精神が国民に浸透していけば、自ずと社会の雰囲気が変わっていきます。反対に国民から自立心が失われたらどうなるでしょうか。自ら進んで未来のことを考える活力が湧かない国民は無責任な生き方に陥っていくでしょう。『誰かに頼ればいい』『誰かが何とかしてくれる』という依存体質は国力の低下に直結することは言うまでもないでしょう。現在の日本はまさにその典型です。」と喝破され、さらには文中では報道のあり方についても問うておられます。
私は、真の自立とは何か…それは日本人としての誇りと使命を取り戻すこと、そして、そのために為すべきことを政治こそがすべきであると考え、そのことは、現世における喫緊の課題だと強く感じております。
右松たかひろ拝
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