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2015年07月10日
環境農林水産常任委員会の県南調査2日目となります。最初に日南市の「王子グリーンエナジー日南(株)」に訪問しました。間伐材等の未利用材を燃料とした木質バイオマス発電となる、OJI日南発電所の出力は2万5,000kw、燃料使用量は年間20万トンで、これは日向市の中国木材とほぼ同じ使用量になります。ただ、常任委員会でもたびたび議論してきた、木質バイオマス燃料の調達状況、今後の見通し、また買い取り価格等について伺ったのですが、その窓口となっている王子木材緑化(株)が同席していなかったため、その詳細について明確な回答がいただけなかったのは大変残念でありました。木質バイオマス発電施設は、県内、県外と、視察等ですでにいくつか見学済みでありましたので、我々が関心が高かった燃料の調達については、今後、別の機会に情報を収集してまいりたいと思います。ちなみに、燃料の21万トンの内、県内の素材生産業者や森林組合等から約15万8,000トン、県外の業者から約5万3,000トンを集荷していくとのことでありました。(なお、王子グリーンエナジー日南の発電所は、外観内観とも撮影禁止だったため写真の掲載はありません。)
続いて、2日間行程の最後となる、宮崎市青島の「宮崎県水産試験場」に伺いました。写真下にもありますように、県水産試験場で独自に開発された「日向灘海況情報提供システム」は、非常に有益なものと感じました。このシステムは、漁業者の操業支援の一つとして、漁場の形成(魚の分布)や操業の成否(網成り等)は海況に影響されるとして、毎日の高精度の詳細な海況状況(水温、流れの速さ、風、潮目、潮色等)をあらわした海況図を、漁業者がスマホ等で利用できるようにシステム開発されたものです。この水試日報の効果として、県内中型まき網漁業者のアンケート調査から、①操業しないことによる燃油削減と労務時間の短縮、そして②漁場推定に利用したことによる漁獲金額の増加として、年間便益推定を約2億円としており、今後さらに期待できるシステムと感じた次第です。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月09日
今日から2日間にわたり、所属する環境農林水産常任委員会の県南調査が行われます。
初日の今日は、まず、「宮崎大学住吉フィールド」に伺いました。住吉フィールドは、国内最大級の大学附属牧場です。家畜頭数は188頭で、内訳は乳用牛がホルスタイン種で34頭、肉用牛が黒毛和種で繁殖用が65頭、肥育用が87頭などになっています。九州畜産地域における産業動物拠点として、平成26年に畜産分野で全国初となる「GLOBAL G.A.P認証」を取得し、食農安全教育も推進しています。各工程でリスク管理を徹底し、その項目250項目全てで、危険な作業はなくし、多くの基準を審査され認証を受けています。GAPを実践することで、「食品の安全」・「労働者の安全」・「環境の安全」を担保できています。また、大学独自ブランド「宮崎大学Milk」、「宮崎大学Beef」の生産・販売も行うなど、6次産業化にも取り組んでいます。現地を視察し、学生や社会人に対する高度な産業動物教育、人材育成の強化がこれからも図られていくことを実感しました。
二日後から稼働する新設したばかりの「豚舎」も見させていただきました。
続いて、「高岡のランバー宮崎協同組合」を訪問しました。プレカット加工の会社で、昨年の実績が、2,240棟で、その7割が県内になっています。耐震工法(SE工法)に使用する構造材をすべてランバー宮崎協同組合に任せている住宅メーカーもあるように、現場の工期を大幅に短縮し(3カ月かかるところが40日で済むとのこと)、現場で発生する端材もなくし、かつコンピュータで仕上げるため極めて精度の高い部材を加工生産しています。また賃加工が中心で、加工賃だけをもらっているとのことでした。工場内には、複雑な3次元加工を可能とする、ドイツ製の特殊加工機も設置されてありました。
初日の最後は、高原町の「農事組合法人 はなどう」を訪問しました。花堂区において前身の営農組合が平成17年に設立され、事業展開をしていく上で、法人化に向けた話し合いを経て、平成20年4月に現在の「農事組合はなどう」が設立されています。代表理事の黒木親幸さんの話をじっくりと伺いましたが、大変なエネルギッシュな人で、強いリーダーシップがあり、年間5,000人の視察が訪れるところまでつくりあげて来られたことを肌で感じました。女性部の「乙女会」が活躍されており、「穂倉金生」や「黒花うどん」、「小清水米」、「穂倉千徳」、「焼酎 駒」、「穂倉玄米黒酢」など、数多くの商品を連携企業と共に次々に生み出しており、全国から年間20万人の方々が直営販売所「杜の穂倉」に来店し購入されています。国から「ディスカバー農山漁村の宝」23区にも選定され、素晴らしい取り組みをされています。
法人直営の農産物直売所「杜の穂倉」にて、写真右端が黒木親幸代表
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年07月07日
宮崎県勢および宮崎市勢データは現時点で公表されている直近のもの、ならびに財政は今年度平成27年度当初予算編成の状況について更新しました。
なお、県勢データでは、新たに「財政力指数~地方公共団体の財政力を示す指標となり、基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値」と、「県債残高と財政調整積立金」、市勢データでは「財政力指数」の項目を加えました。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年05月19日
本日、臨時県議会が開催され、各常任委員会および特別委員会の正副委員長が決定し、今年度、私は 「宮崎のこども対策特別委員会」の委員長を拝命いたしました。
当特別委員会の調査事項は、
1.家庭での子どもの学び・育ちの支援等、家庭教育支援についての条例に関すること
2.子どもの貧困対策等に関すること
調査事項は両項とも、宮崎県において極めて重要な課題ですので、1年を通して中身の濃い調査活動を行い、県民のためにしっかりと成果を収めてまいります。そして、本県を「人づくり・子ども教育の環境づくりにおける先進県」へと推し進めていきたいと決意しています。
昨年、文教警察企業常任委員会副委員長として、一般質問で家庭教育支援や学習・発達障がい児への支援、そして子どもの貧困対策などで、様々な政策提言をしてまいりました。その経験を活かしていきたいと思います。
今後、facebookやブログを通して、進捗状況や委員会での議論内容等を随時、報告してまいります。
※なお、常任委員会は「環境農林水産常任委員会」の所属が決定しました。本県の基幹産業である一次産業の発展のために、しっかりと力を尽くしていきます。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2015年03月13日
2月定例県議会が閉会しました。今期最後の、そして私にとっては、1期目最後の定例県議会でした。この4年間、宮崎県の課題を解決し県勢発展のために、『政策の提言』に全力をかたむけた日々でありました。支えていただいた皆さまに心から感謝申し上げます。
いよいよ2期目の県議選が目前になりました。来期も数多くの政策を提言すると共に、とりわけ『政策を実現していくこと』に力を尽くしてまいります! 宮崎県の素晴らしい地域資源を最大に引き出し、そして民間の力を最大に活かして、魅力ある宮崎県となるように、全身全霊で取り組んでまいります!
告示日まで残り19日、どうか2期目も県議会の舞台に押し上げてくださいますよう、心からお願いいたします!
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2014年11月20日
11月定例会が開会中です。私の一般質問が、明日の午前10時からとなります。詳細は、以下の通りとなります。ぜひ、本会議場に足をお運びいただき、傍聴をしていただければ、大変ありがたく思います。なお、宮崎県議会のホームページからも、私の一般質問の模様が議会中継もされますので、ご覧になって下さい。
私は、今年度、文教警察企業常任委員会の副委員長を務めていますので、9月議会に引き続き、今回も、すべての項目を、宮崎の教育分野で構成しました。今回は、今期の任期最後となる、8回目の一般質問です。過去7回と同様に、自らの質疑や政策提言が宮崎の教育課題の解決、そして本県の教育行政の発展につながるように、全身全霊で臨んでまいります。
★【11月21日(金) 10:00~11:00 】
質問内容は下記のとおりです。
今日の教育課題で避けて通れない、「発達障がい・学習障がい児への支援の在り方」と「家庭教育の支援」の2項目に絞って、しっかりと深掘りして、知事や教育長、福祉保健部長に質疑そして政策提言をしていきます!
1.特別支援教育について
2.家庭教育支援について
◎傍聴を希望される方は9:45をめどに、傍聴受付(県庁2号館入口/下の地図をご参照ください)にお越しいただければ幸いです。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2014年10月13日
私は、県議会議員として当選させていただいて以降、自らの議員の職責として、県内調査、県外調査、ならびに海外調査の報告を、毎回、ブログやコラムで掲載しております。ブログ(すべての視察・調査報告を掲載)や、コラム(海外調査報告を掲載)のページにおいて、『カテゴリー』で分類し、分かりやすいように掲載しています。
少し遅くなりましたが、みぎまつコラムに、『南九州3県観光振興議連合同「香港・マカオ調査」のご報告』を掲載しました。どうぞご覧ください。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2014年10月10日
本日、9月5日から始まり、36日間に及んだ9月定例県議会が閉会しました。決算特別委員会に付託された、5件の決算議案について、押川決算特別委員長から、各分科会での審査経過や審査結果、指摘要望事項等の報告が行われた後、採決が行われ、5件の決算議案を、すべて認定および可決することで決しました(私は写真の前列右端)。なお、反対者は2名(前屋敷議員:共産、有岡議員:愛みやざき~写真の着席議員)でした。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2014年10月02日
決算特別委員会が3日間にわたって開かれ、文教警察企業分科会における、25年度の会計および主要施策の成果報告を審査しました。本日は、教育委員会を一日かけて、執行部による概要説明と委員(議員)からの質疑を行いました。
冒頭に、県教育長から、先日発生した教職員の不祥事(児童への公然わいせつ行為)に対する、お詫びと懲戒処分(免職)について報告がありました。ほんの、わずか、夫婦(両方とも教員)二人によって、県教育界の足を引っ張る事案が起きたことは、誠に残念であり、私からは、この元講師を念頭に、臨時的任用講師等の採用のあり方について質したところです。今後、県教育界の頑張りに水を差す事案が発生しないことを、当分科会からも求めた次第です。
さらに、平成25年度の主要施策の成果に関する報告においても、私から、いくつかの質疑を行いました。
1.県立・公立学校の耐震化ならびに避難所に指定されている学校数、そして防災設備の整備状況について
2.「自分には良いところがある」と思う児童生徒の割合や、将来の夢や目標を持って職業や生き方を考えている中学3年生の割合の目標値と実績値について
3.全国体力・運動能力、運動習慣等調査で全国平均を上回る項目割合の目標値と実績値について
などを、文科省が公表している全国平均ならびに都道府県の数値を参照しながら質疑し、執行部に答弁を求めた次第です。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2014年09月26日
先日の、私の一般質問の模様を、本会議場から傍聴されていた、元・校長先生から、大変ありがたい、感想のお葉書をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
議会活動でも、とりわけ、議員の力が如実に表れる一般質問に、全力で取り組んできた私にとって、本当に励みになる内容で、今後、ますます議会活動に力を尽くしていく決意を強くいたしました。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
■住吉事務所(宮崎市北部10号線)/(写真および地図)
〒880-0121 宮崎県宮崎市大字島之内1572番地6
TEL : 0985-39-9211 FAX : 0985-39-9213
□E-mail : info@migimatsu.jp (宮崎事務所本部連絡所および宮崎市北部10号線住吉事務所共用)
□Twitter :https://twitter.com/migimatsu5
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