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2013年10月11日
本日、MRTミックにて、「これからの基礎自治体」として、総務省自治行政局市町村課長の原邦彰氏が講演されました。原氏は、平成6年10月から平成9年3月まで本県の財政課長も務めておられ、宮崎ともゆかりの深い人であります。また、和歌山県副知事も歴任しています。講演は、以下の内容について行われました。
1.第30次地方制度調査会答申について
2.市町村の現況について
3.東日本大震災等について
4.広域連携等について
5.地方財政について
講演では、冒頭に市町村課長と言っても特別交付税ではなく、市町村の仕組みをどうするかを担当するのがこの課の役割とことわった上で、「道州制によって、市町村合併をもう一度やるという人はいない。まだ、平成の大合併から10年しか経っていない中で、合併という相当なエネルギーを要することを考える人はいない。」「市町村合併による市町村数の変遷において、明治の大合併から、60年周期で合併が行われてきた。合併特例債などのインセンティブを与え進めてきた。」「市町村の行政では、人口減少において、どう上手にサービスを提供するかが重要になってくる。基礎自治体による行政サービス提供に関する研究会では、地方自治法を改正して、条約(協定)制度を新たに設け、規制を取り外す考えだ。」など、過去の検証とこれからの方向性を織り交ぜながら、有意なお話をいただきました。
右松たかひろ
2013年08月26日
宮崎政経懇話会の中央地区例会(第342回)が開催され、講師の孫崎 亨(まごさき うける)氏が「安倍政権の外交課題」と題して講話されました。孫崎氏は元外務省国際情報局長ならびに元防衛大学教授を歴任されています。
TPP交渉に言及され、途中から交渉参加した我が国の現状について、「すでに29回の内、27回は交渉のテーブルについていない日本は、取るべきものは取る、守るべきものは守る、ことはできない。」「ISD条項は、企業や投資家が不利益を被れば(知的財産の特許や薬事販売の許可などで)国家を訴えることが出来るもので、いわば国会がつくる法律を裁く、最高裁判所の結審を裁くようなもの。」と自らの考えを展開されました。著書に「戦後史の正体 1945-2012」などもあり、終戦日をいつと規定するか、戦後の歴史についても、考えを述べられました。
内容については、それぞれの立場で賛否が出てくる、あくまでも孫崎氏の持論として、考察の一環で思いのたけを述べられた講演でありました。
右松たかひろ
2013年07月26日
本日開催された「平成25年 高速自動車国道建設促進 宮崎県期成同盟会 総会」において、総会に先立ち、基調講演が行われました。講師は、国土交通省道路局環境安全課の伊藤 高・企画専門官で、演題は「最近の道路行政について」でありました。
まさに地方からの道路建設予算の陳情を受け、国交省で概算要求を査定する担当者(当事者)でありますので、予算配分のポイントなど、本県として極めて重要な示唆を数多くいただいた次第です。
その予算配分の重要なポイントは、下記の通りとなります。今年度8月下旬までに概算要求を査定する中で、国交省が重点配分(予算の配分加点が大きくなる)する項目は、
1.インフラ老朽化対策
2.通学路の安全確保
3.インターチェンジアクセス網(スマートインターを含む)
以上の3点であるとのことでした。
そして、インフラの老朽化ならびに通学路安全対策においては、事前点検をしっかりやっているところに、予算配分を多くしていく仕組みになっているとのこと。あわせて、「国交省の査定基準、予算配分獲得のポイントを押さえて、宮崎県もこの流れに遅れないように。そして高速道路にあわせて、身近な道路の調査も行い、抱き合わせて要望するといい。」との助言がありました。
本県の立ち遅れているインフラ整備をしっかり進めていくためにも、出来るだけ予算配分が大きくなるポイントを押さえて要望していくことが肝要になっていきます。
右松たかひろ
2012年10月24日
森林・林業活性化議員連盟連絡会議の平成24年度総会が開催され、県内から各県市町村議員や関係者が出席し、役員改選や平成24年度事業計画および予算など、すべての議事がとどこおりなく承認されました。
その後、講演会に移り、前大分県臼杵市長で、林業家でもある、後藤國利さんが、「森林経営計画の作成で目指すこと」と題して、講演されました。冒頭に、氏が考える森林経営計画の作成の要諦として、「一に発想(変換)、二に奉仕(相手思い、自利利他)、三、四がなくて・・五に経営」と述べられ、発想とは、森林観、木材観、造林政策・・、私的資産経営から公的環境管理へ、奉仕とは、お客様(所有者・住民・大地・自然)の立場に立って還元、経営とは、持続性・採算性・生産性、と持論を展開されました。
また、百年後の森林のイメージを図解で分かりやすく説明され、これから、森林林業の戦後初の制度大転換が始まり、新制度の目指す姿としては、「①国産材比率50%、②整備された路網、③生産性の高い元気な森」であると話されました。また、行き当たりばったりの“間伐”ではダメだ、と強く警鐘を鳴らされました。
本県は、県土面積の実に76%が森林で占めています。森林・林業政策において大きな示唆をもらいましたので、今後に生かしてまいりたいと考えます。
右松たかひろ
2012年08月05日
宮崎県が後援し宮崎市保育会が主催する「もり・けん童謡トーク&コンサート」に参加しました。童謡伝道師でハーモニカ奏者の、もり・けんさんのお話は大変ためになるものでした。胎児を含めた乳幼児期に、“童謡”を歌い聞かせることがいかに大事か、それによって日本人としての土台がつくられていくことを、図を使いながら、時にはハーモニカを演奏し、童謡を会場みんなで歌いながら、心に響く話しぶりで伝えられました。そして、全部ひらがなにするのではなく、意味のある文語体のまま、童謡を子ども達に教えていくことが大事だと話されました。
人間の大脳は、0歳児にはすでに50%がつくられ、6歳児には90%が出来上がるので、この間に本物に触れさせること、情緒・感じさせ、10歳ころから芽生える論理的思考を経て、本物になっていく・・・と説かれました。親御さんが子どもに、童謡を歌って聞かせてあげることの大切さを強く感じた次第です。
中国の故事で、川から急流の滝を登りきった鯉だけが龍になるという、「登龍門」を引き合いに出し、子ども達や親御さんに心強い励ましのメッセージも送られました。
右松たかひろ
2011年07月26日
京都大学院の藤井教授による「日本強靭化のための国土計画論」の講演に伺いました。金融政策や経済対策、国土計画について、国策の誤りを、鋭くかつ辛辣に指摘されました。国土計画は我が国のために行うが、経済は国境がじゃまになるところの話から始まり、財務省や日銀の金融政策、あるいは経済エコノミストの経済理論がいかに国益を損なっているかを、工学研究科教授らしく、数字を基に明快に説かれました。
「デフレで公共事業を削減することによって、経済損失は4,000兆円」という衝撃的な数字も解説されました。GDPが伸びているのは中国だけでなく、欧州も米国も一律に伸びており、我が国だけが減らすという特異現象に警鐘を鳴らしています。 「国益にかなうデフレギャップを埋め方」についても示唆がありました。大いに勉強になった次第です。
右松たかひろ
2011年04月24日
所属する勉強会(研究教育団体)が午前中に開かれ参加しました。1時間の講演の中で、次のような言葉がありました。「積善の家には必ず余慶あり、積不善の家には必ず余殃(よおう)あり」(易経)。この中で、積不善とは、悪いことを積み重ねるという意味ではなく、「良いこともしないし、悪いこともしない」という意味であることを述べられていました。地域貢献やボランティア活動など、人のため、世のために出来ることは数多くあります。私は今回、議席を与えていただきました。公人として、宮崎のために身を粉にして働いてまいりたいと決意しています。あわせて、親孝行が少しでも出来ればと願っています。
勉強会終了後、宮崎市議会議員の投票に夫婦で行ってきました。46名の定数に対して、73名が立候補し、激戦になっています。深夜の開票結果を注目したいと思います。投票率も非常に気がかりなところです。
2011年03月02日
今、朝の4時50分です。今日は朝6時から1時間、法人の勉強会に出席します。そして、7時30分からはいつも通り、江平五差路で辻立ちです。私は、各種の勉強会には中途半端ではなく、しっかりと関わるようにしています。
政治を真剣に志したのは20代半ばのころからです。当時東京で、独学で政治の勉強を始め、仕事のかたわら、30代前半のころは、それこそ1年365日のうち、280日ぐらい、各種勉強会に参加していたころがあります。自ら主宰する政治・経済の勉強会を立ち上げ、毎月2回勉強会を開いていたこともあります。
各種勉強会で共に学ぶ学友はかけがえのないものです。利害を超えた付き合いができることは素晴らしいことだと感謝しています。
■住吉事務所(宮崎市北部10号線)/(写真および地図)
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