ホーム > 活動ブログ
2018年02月08日
九州各県議会議員交流セミナーの2日目は、完成したばかりの新長崎県庁舎と新議会棟を訪問しました。
新庁舎の総工費は433億円で、長崎港の埋め立て地に建つため、基礎の杭を地下20mに打ち込み、震度7にも耐えられる免震構造になっています。また、写真でご覧の通り、壁面や天井等に県産木材を多用して、機能性と環境共生を感じさせる、とても良い新庁舎でした。
さらに、建設中の新幹線のJR新長崎駅とも連結し、新しい長崎を感じさせる印象を強く受けました
新長崎県庁舎と新議会棟への入り口
1Fのエントランスホールにて
8F屋上の展望テラスにて~長崎港に面しており船上に立つような感覚です
展望テラスより日本三大夜景の一つとして名高い稲佐山を望む
県議会議場は木目基調で美しく、傍聴席もL字になって横の角度からも視聴でき、かつ乳児室も設置されています。
新長崎県庁舎の案内パンフレット
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2018年02月07日
九州各県議会議員交流セミナーで、同僚議員15名と長崎に来ています。
まず第1部講演は、ジェトロの前田茂樹理事が「グローバル化の中の地方創生-ジェトロの役割」、第2部講演は、させぼ四ヶ町商店街協同組合の竹本慶三理事長が「まちを元気にする」と題して行われました。
大型店舗が郊外に多く建つ中、街中の商店街をいかに活性化させるかは、本県においても極めて重要な課題となっております。同じような環境の中で、新たな挑戦を次々と成功させ「にぎわいを生む」させぼ四ヶ町商店街の取り組みは、非常に参考になるものでした。竹本理事長のような卓越したリーダーが存在するからこその事例ではありますが、コンセプトや手法などは、大いに学ばなければなりません。
商店街の役割は、1.「経済的役割」2.「社会的役割」(人が交流する・出会う場所)3.「文化的役割」(情報を発信する場所)の3つがあり、人は人が集まる場所に集まる、心に火種を残すイベントで活力が生まれる、など、成功させた事例集を映像を通して紹介し、とても説得力のある講演でありました。
数多くの資料もいただきましたので、私自身の今後の政治活動にも参考にしていきたいと思います。
竹本慶三氏(させぼ四ヶ町商店街協同組合理事長)
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年12月23日
県議会日台友好議員連盟での台湾訪問も最終日となりました。お昼には桃園国際空港で出国手続きを取るため、午前中の時間を活用し、ホテルを8時30分に出発して、新竹県の農園市場を訪問しました。
(代表から農園の特徴などの概要説明を受けました)
(世界各国の品種のミニトマトをここでは栽培し販売しています)
(来客者も多く、人気の観光農園となっています)
(トマトは水耕栽培になります)
(桃園国際空港は、広大な敷地で拡張工事をどんどん進めていますので、これからさらに大きな空港になります)
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年12月22日
日台議連での台湾訪問も3日目になりました。朝9時にホテルを出発し、まずは、台湾で第二の都市、278万都市である台中市政府の林佳龍市長と、林士昌市議会議長との意見交換会が開かれました。台中市は人口が増加し、今、台湾でとても勢いのある都市で、林市長は意見交換の中で、経済からスポーツまで、宮崎県との交流を深めていきたいとの意向を示されました。
(台中市議会の方々と意見交換の後の集合写真/中央右に座っている人が林士昌・台中市議会議長)
(中央右に座っている人が、林佳龍・台中市政府市長)
台中市をあとにして、次に新竹県に向かいました。私にとっては二度目の訪問になります。新竹県政府に伺うと、正面玄関で大きな歓迎を受け、集合写真を撮影した後すぐに、邱県長(知事)と意見交換会に臨みました。
(前列中央右側が邱県長)
(写真下は、邱県長始め、新竹肉品市場の代表や、林業関係者、さらにはスポーツ交流を行っている中学・高校の校長そして大学学長との意見交換の風景)
この場で、邱県長から「大型冷凍庫が完成するので、年が明けて、宮崎牛を予約したい。そして売れる所、できれば観光市場や観光工場などを設けていきたいと考えている。また、生体がいいのか、冷凍がいいのか、今後どのような受け入れが可能なのか、新竹県での決定権はもちろん私が持っているので、関係者とも話がしたい。」と述べられました。
今回、台湾で訪問した県政府と市政府は、人口が200万人以上で規模も大きく、かつ県長や市長の権限が極めて大きく、トップダウンで行政運営が進められていることもあり、トップ会談の重要性を、改めて強く感じた次第です。
台湾訪問の3日目も充実した一日となりました。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年12月21日
県議会日台友好議員連盟での台湾訪問の2日目になります。この日も早朝の7時30分にホテルを出て、台南市に向かいました。目的地は、烏山頭(うさんとう)ダムです。
台湾の人が尊敬する日本人で、真っ先に名前が挙がる、八田與一(はったよいち)さんが、今から87年前の1930年に幾多の困難を乗り越え、10年の歳月をかけて完成させたダムです。台湾でも南部に位置するため、足を運ぶ機会がなかなか難しい中、今回、偉大な先人の足跡を、この目で確かめることが出来て、とても貴重な時間となりました。
このダムは、世界でも極めて珍しい、大規模なセミハイドロリックフィル工法(コンクリートをほとんど使用しない)を採用しており、ダム建設史でも特別な位置づけをされており、自然と調和した大変美しく、台湾最大のダムになります。水がなく荒れ果てた土地が、ダムが完成したお陰で、今や、台湾で最大の穀倉地帯になっています。
(下の写真は八田與一さんの銅像~八田さんは悩み事があると髪の毛をいじるクセがあり、その指先の動きはどんどんと速くなっていったそうです。そんな時、周囲の人たちは、八田技師を邪魔してはいけないと思ったそうで、これは今でも忘れられないイメージとして語り継がれています)
(烏山頭ダムの外周)
(ダムを上空から撮影したもの)
(八田與一ご夫妻)
(下の写真は旧放水口~八田さんがダムを完成させた12年後の1942年に太平洋戦争で徴用され、フィリピンに灌漑調査で向かう途中に、アメリカの潜水艦に撃沈され56歳で亡くなりました。彼の妻の外代樹さんは、その3年後の1945年9月1日に、夫が心血を注いだこの烏山頭ダムの放水口に身を投げて後を追っています。享年45歳でした)
(現地の紹介看板)
八田技師がいなければ今日の豊かな嘉南平野はなく、八田さんは、台湾に人たちから「嘉南大圳(かなんたいしゅう)の父」と尊称されています。八田さんの、一切の私欲なく、困難を恐れない生き方に、私は現場を訪れ、改めて大きな感銘を受けました。お時間のある方は、ぜひ一度、映画アニメ『パッテンライ(八田さんが来た!)』を見ていただければ、感動されることと思います。
続いて、台中市に向かい、農業関係施設の「霧峰農会」を訪問し、台湾での農業について話を聞きました。ここは、日本で言うJAのような組織となり、参考となる取り組みも伺ったところです。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年12月20日
本日20日から23日までの3泊4日で、宮崎県議会日台議員連盟にて、台湾を訪問します。初日の今日は、早朝の6時40分に宮崎空港に集合し、福岡空港を経由したのち、チャイナエアラインにて台湾の桃園国際空港に12時35分に到着しました。入国手続きを完了した後、すぐに、桃園市の方々と昼食を取り、桃園市の行政区の一つである「龍潭区」を訪問しました。
(今回の台湾訪問でとてもお世話になったガイドの黄さん)
(青いジャンパーを着てる人は地元の代表の方)
(桃園市・龍潭区役所前にて)
(龍潭市では女性の区長さん〈区長は選挙ではなく桃園市長からの任命〉との意見交換を行いました)
その後、今年の10月に宮崎県と友好交流協定を締結した、216万都市である桃園市の市長を表敬訪問し、鄭市長を始め、副市長や農業局長、観光局長、交通副局長等との意見交換会を開催しました。この席で、経済やスポーツ交流の面で様々意見交換を行いましたが、台湾で日本産牛肉が16年ぶりに解禁され、その第一便で輸入された宮崎牛について、鄭市長から「宮崎牛は輸入からまだ間もなく、非常に高価で1人前が5万円もするため、一部の人しか食べられない。今後、一般の人にも食してもらうためには、ステーキだけでなく、宮崎牛のスジや骨の部分も輸入してもらい、台湾の庶民からとても人気のある『牛麺』に活用してはどうか」との意見もいただきました。今後、魅力的な台湾市場への宮崎牛の展開については、かたまり肉とともに、スジ骨の両面でのアプローチもおもしろいと感じた次第です。
また、鄭市長からは「来年の農業博覧会でも宮崎と大いに交流を図りたいし、スポーツの交流では少年野球はもちろんのこと、台湾ではマラソンもヒットしているので、様々なスポーツでの交流を目指したい」との意見もいただいたところです。
台湾の玄関口でもある、216万都市の桃園市のトップとの活発な意見交換で、台湾の実情や、宮崎県に求めているものなども分かり、とても有意義な意見交換会となり、初日の行程を終えました。
(意見交換後の集合写真/中央が桃園市の鄭市長)
(桃園市の紹介パンフレットから~No.1)
(桃園市の紹介パンフレットから~No.2)
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年10月20日
衆院選の期間中ではありますが、県議会2025年問題対策特別委員会の県外調査が、17日から本日20日までの、2泊3日の日程で行われました。
水曜日の山梨県庁での健康長寿プランや医療と介護の連携の調査から始まり、木曜日はNPO法人新田の風が行う認知症を支える事業等、引き続き、小川の庄の「おやき」での村おこし、そして佐久総合病院の在宅医療の取り組み、今日金曜は長野県庁にて長寿日本一「信州ACE(エース)プロジェクト」について伺い、とても充実した調査活動となりました。
(佐久総合病院にて)
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年10月12日
昨日は、県議会自民党と障がい者団体との意見交換会が開催され、私からも今年度の厚生部会長として、5つの団体の要望事項について対応させて頂きました。
特急ワンマン化への不安や、駅舎のバリアフリー推進、手話言語条例制定への要望や、差別解消法の周知徹底、オリパラ誘客への観光バリアフリーなど、とても有意義な意見交換会となりました。
県議会としてもしっかりと進めてまいります。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年09月16日
【一般質問で登壇します/傍聴のご案内です!】
現在、9月定例県議会が開会中です。私の一般質問は、来週の9月19日(火)の午前10時からとなります。詳細は、以下の通りとなります。ぜひ、本会議場に足をお運びいただき、傍聴をしていただければ、大変ありがたく思います。なお、宮崎県議会のホームページからも、私の一般質問の模様が議会中継もされますので、どうぞご覧になって下さい。
今年度、委員長を務める厚生(医療や福祉)分野から、「2025年問題(団塊世代がすべて75歳以上)への対策」と「子育て支援の充実」、そして本県の教育問題については、「学力向上」への取り組みについて深掘りし、それぞれ課題の本質を問うとともに、具体的な政策提言を、知事をはじめ、関係部長におこなっていきます。
★【 9月19日(火) 10:00~11:00 】
質問内容は下記のとおりです。
1.2025年問題の現状と対策について 2.子育て支援の充実について 3.教育問題について【今回は「学力向上」への取り組みを問います!】
◎傍聴を希望される方は 9:50をめどに、傍聴受付(県庁2号館入口/下の地図をご参照ください)にお越しいただければ幸いです。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
2017年08月04日
8月1日(火)から昨日の3日(木)まで2泊3日に亘り、私が委員長を務める厚生常任委員会で、県外調査を行いました。
まず、初日最初に訪問した明石市は、一昨年の人口29万3千人から、今や30万を超える都市で、4年連続の人口増でV字回復を遂げており、特に20代・30代が増加しています。担当職員からご説明いただきましたが、子育て支援の拡充が目に見えて人口増の大きな要因の一つになっています。平成22年の兵庫県のこども医療費助成制度開設に併せて、明石市では入院費無料を中学生まで拡大しております。現在は、それにとどまらず、外来・入院とも、中学3年生まで、所得に制限なく、保護者の一部負担はなく、完全に医療費の無料化を実現しています。懸念していたコンビニ受診も、夜間・休日ともにさほど増加はなく、適正医療を維持しているとのこと。また、医師の負担も、さほど増えていないとのことでありました。若者や家族の移住は税収増にもつながっており、今後も、医療費との、財政の収支バランスを図ってまいりたいとのことであります。兵庫県の取り組みは、本県も大いに参考になるものと認識しております。
明石市役所(子育て支援課)/写真左の方は明石市議会議長
明石市の広報誌の「子育てするなら明石」「今、明石が熱い!」
引き続き、淡路島の洲本市に移動し、全国唯一の絶食療法を提供する公的施設「健康道場」を伺いました。実は、先の6月県議会の一般質問でも取り上げられ、私たちも訪問を楽しみにしていました。生活習慣病予防や、ストレスの解決、体重のコントロール等を目的に、4日~20日間の入所者・体験者が絶えない人気の施設でもあります。医学的にファースティング(絶食療法)は確立されており、特に体験後のリバウンドを防ぐための生活習慣の改善や、自分の健康を保つ能力開発にも力を入れておられ、21世紀の健康医学として、これからも大いに注目をしていきたいと思います。
洲本市五色県民健康村健康道場(淡路島)
2日目は、まずは、兵庫県立尼崎総合医療センターを訪問しました。まさに、再整備を進める県立宮崎病院と同じ井型の最新医療施設として、現地調査は大いに参考になった次第であります。新施設に統合されて、研修医がなんと2.5倍の確保が進み、その内、7割もの修了生が専門医師として県内に残っているとのことであります。そしてそれらの医師の、へき地など県内派遣は、周産期や小児科医も順次進められています。さらに、民間病院との医療連携を極めて重視しており、院長や経営陣自らが一般病院に足を運び、連携を進めているとのことなど、本県も大いに参考にしていく必要があると感じました。チェックポイントの1つである建設コストは、2年前に完成し、契約は6年前で、730床の規模で、本体231億、医療設備の80億を含め、311億であります。今後、県立宮崎病院は、質を維持した上で、コスト削減がしっかりと求められます。
兵庫県立尼崎総合医療センター/屋上ヘリポート
兵庫県立尼崎総合医療センター/正門玄関
兵庫県立尼崎総合医療センター/井型構造施設を正面から
引き続き、大阪市に移動し、特定非営利活動法人 大阪府高齢者大学校を訪問しました。9年前の財政再建改革で、一度廃止になりましたが、同窓会組織が中心となって、NPO法人を新しく結成し事業を継続されております。多くの講座を開き、すでに2,725名の卒業生を輩出し、現在、200名のボランティアで大学校を支えています。学び・仲間づくり・健康づくり、そして、社会への参加活動(恩返し)を掲げ、元気なシニア世代がいかに社会で頑張ってもらえるか、使命感を持って取り組まれていると感じた次第です。
大阪府高齢者大学校
2日目最後は、同じ大阪市で、緩和ケア・ホスピスにおいて、全国でも極めて先進的に取り組んでおられる、淀川キリスト教病院を訪問しました。581床の急性期病院で、医師も207名(研修医含む)在籍し、救急救命はもちろんのこと、周産期から、今回の調査目的となる総合的がん診療(緩和ケア・ホスピス)など35科あり、かなり大きな医療施設です。こどもホスピスも見学させていただきましたが、難病が9割(内、脳性マヒは3割)で、ガンが1割とのことで、緩和ケアチームを組んで、極めて手厚く、高度な医療を施されている現場を見させていただきました。緩和ケア病棟には、余命予後2、3ヶ月以内の人が入院し、その方々に、身体症状と精神症状のそれぞれの担当専従医、看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカーと、チームで医療を行う文化の創造に力を入れられ、さらに患者家族への普及啓発にも取り組まれ、先進的な緩和ケア医療の取り組みとして、とても参考になりました。ちなみに、ご説明いただいた緩和医療内科の主任部長の池永先生は宮医科大(宮崎大学医学部の前身)の出身でした。
淀川キリスト教病院/真ん中で説明されているのが池永先生
淀川キリスト教病院/緩和ケア病棟内を見学
最終日の3日目になりました。滋賀県草津市にあります、びわこ医療福祉センターを訪問しました。この施設は、重度の知的障害と肢体不自由をあわせもった重症心身障がい児の療育をうけおわれている施設で、非常に長い歴史を有する先進施設になります。この子らに世の光を、ではなく「この子らを世の光に」という創設者の理念をしっかりと引き継がれ、入所や通所はもちろんのこと、在宅療育も含めて、重症心身障がい児を、県域内で、面となって、様々な関係機関でサポートする仕組みづくりは、大いに参考になった次第であります。
びわこ学園医療福祉センター草津
本当に充実した3日間となりました。医療・福祉の各分野における、先進的な取り組み事例や施設を調査出来ましたので、今後の本県の医療と福祉の発展に大いに活かしてまいりたいと決意しております。
宮崎県議会議員 右松たかひろ
■住吉事務所(宮崎市北部10号線)/(写真および地図)
〒880-0121 宮崎県宮崎市大字島之内1572番地6
TEL : 0985-39-9211 FAX : 0985-39-9213
□E-mail : info@migimatsu.jp (宮崎事務所本部連絡所および宮崎市北部10号線住吉事務所共用)
□Twitter :https://twitter.com/migimatsu5
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 4月 | ||||||
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |