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活動ブログ

2011年10月

総務政策常任委員会・県外調査(2日目)

2011年10月13日

 県外調査2日目は、山古志地区(新潟県長岡市)での現地調査になりました。下の写真、上段左は、震災で山が崩れ落ちた跡で、上段左は、新設された橋の上から撮影した、水没した村の家屋の残骸です。もとは、この廃屋の脇に国道が走っていたとのこと。 なお、この廃屋は、震災を風化させないということで、あえてこのまま残存されるとのことでした。中段の写真の石碑には、「地震で沈んだ村 皆の力でここによみがえる 山古志 木籠」と記されています。中越大震災は、今から7年前の平成16年10月23日に発生しました。日本でも有数の地すべり地帯であったことから、斜面の崩落などで甚大な被害を被り、山古志村に通じるすべての道路が寸断されたため孤立しました。 自衛隊のヘリなどで長岡市に輸送された模様は、下の写真にもある映画「マリと子犬の物語」でも赤裸々に描かれています。

 あれから7年。今、山古志は復興がどんどん進んでいます。棚田、錦鯉(ニシキゴイ)の養殖、闘牛などを観光資源に、「日本の原風景が残る村」として、地域おこしに成功してきています。

 (財)山の暮らし再生機構や役場の方々が、全村避難から復興できた3つの重要事項として、以下の3点を述べられました。

①コミュニティを大事にしていた。避難時も、集落単位で集まったりしていろいろと話し合うことが出来た。

②中間支援組織があった。各層、皆で応援しようという力が働いた。

③地域資源があった。~伝統、文化、食べ物など。

(中越大震災復興基金の役割も大きかった。) 

 山古志を愛し、山古志を誇りに思う人たちが、「山古志のアイデンティティ」をつくり出すという、強い意志で復興を遂げた過程は、中山間地域を多く持つ本県にも大いに参考になるものです。集落支援員をいかに活用するか、活性化への大きなヒントを得ることも出来ました。

           

は、中越大震災からの救出そして復興を描いた感動作!「マリと子犬の物語」で主人公を演じた“マリ”です! 

「マリと子犬の物語」オリジナル・サウンドトラック

 

右松たかひろ

活動報告, 県議会・議員活動, 視察・調査活動

総務政策常任委員会・県外調査(1日目)

2011年10月12日

 今日から3日間にわたって、総務政策常任委員会の県外調査が行われます。初日の今日は、新潟県になります。早朝8時過ぎの便で宮崎を立ち、東京から新幹線で新潟駅に13時半に到着後、すぐ新潟県庁へと移動しました。

 新潟県庁では、平成16年10月23日に発生した新潟県中越大震災から復興への取り組みについて話を伺いました。主な内容としては以下の2点です。

1.財団法人新潟県中越大震災復興基金について

2.復興支援事業の取り組みと成果について

 この中越大震災復興基金ですが、そのスキームは「指名債権譲渡方式に運用」から成り立っています。①県が復興基金に貸付けるための資金を銀行から年利2%で借ります。②県は銀行から調達した資金を復興基金に無利子で貸し付けます。③復興基金は、県から借り入れた資金で、銀行が保有する県に対する貸付債権を購入します。④その結果、復興基金は県に対する貸付債権を有することとなり、銀行の貸付利子2%がそのまま基金に移転する、このような仕組みになっています。毎年60億円、10年間で600億円が基金事業の資金になるわけです。さらに、支払利息の5/6を対象に95%が『普通交付税措置』されます。なお、その後、平成19年7月16日に発生した「中越沖地震」では、同じく復興基金を設置しましたが、支払利息の5/6を対象に80%は『特別交付税措置』になっています。能登半島地震を境に、交付税措置の在り方が変わったとの説明でした。

 この指名債権譲渡方式による復興基金のスキームは、雲仙岳災害対策基金を踏襲した形になります。

(下の写真:左が新潟県庁、右が中越大震災復興のシンボル「錦鯉」です。)

     

 新潟県庁を後にして、続いて、新潟東港を調査しました。日本海側最大の港であり、東日本大震災の後は、被災地および近県の代替港として、外貿コンテナ取扱貨物量が前年度30%割増になっているとの報告がありました。ちなみに、細島港は、取扱貨物量が、25,012TEU(新潟港は、162,641TEU)で、全国順位で35位になっています。

右松たかひろ

活動報告, 県議会・議員活動, 視察・調査活動

「はやぶさ/HAYABUSA」

2011年10月02日

 10月1日の昨日から全国で上映されている「はやぶさ/HAYABUSA」を、妻と小学生の子どもの家族4人で、イオンのシネマへ見に行きました。上映中、涙が出てくるほど、感動しました!!絶対にお薦めです!ぜひご覧になってください。

 2010年6月13日。 あのNASAに先駆けて、世界で初めて、月以外の天体から地表のサンプルを採取して持ち帰るという偉業を、日本の小惑星探査機「はやぶさ」が成し遂げてくれました。いくつもの絶体絶命のピンチを乗り越えてのことでした。映画のサブタイトルにもありましたが、「絶対にあきらめない心を教えてくれたのは、君――。」 世界初のミッションに挑んだプロジェクトメンバーも素晴らしいです!心を一つに、決してあきらめない・・・一途な思いが、奇跡を呼びました。

 信念、勇気、希望、自信、誇り・・・そして、こころを揺るがす感動を、この映画から、もらえますよ!!

右松たかひろ

家族・プライベート・ご挨拶, 活動報告

しゃべり場せんきょ in 宮崎

2011年10月01日

    

 「平成23年度 選挙と政治を学ぶ~しゃべり場せんきょ in 宮崎~」が、県選挙管理委員会および明るい選挙宮崎県推進協議会の主催で行われました。10~20代の若者、52名が一堂に集い、講師の新田繁睦(あらた しげちか)氏のコーディネートのもと、ワークショップ形式で進行しました。

 投票率の向上は、私ども政治家を始め、選挙に携わる者にとって重要課題であることは言うまでもありません。特に、若者の政治参加のために、知恵を絞ることが強く求められます。

 そのような中、本日の研修は、とても参考になる試みだと感じました。 ワークショップのテーマは、「みんなでまちづくりをしよう!」です。52名が各グループごとに分かれ、架空の島が描かれた研修用の地図を使い、それぞれが担当する集落を設定して、様々な公共施設を上手に優先順位をつけて設置します。 さらには、一つひとつの公共施設には1億~200億の設置額が設けられており、それによって、島に住む住民の税金を各自が算出するなど、政治的な力も求められる「まちづくりゲーム」になっています。研修最後には、各々のグループが、まちのビジョンや課題、解決策などを明記したマニフェストを発表することになっています。

 若者に、いきなり難しい政治行政や選挙の話をするよりも、この様な「まちづくりゲーム」を通して、私たちの生活が、いかに政治と直結しているかを、楽しく学び、自然に選挙に関心を持ってもらう試みは、非常に有意義だと感じました。

右松たかひろ

活動報告, 選挙

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右松たかひろ後援会 ひたすら宮崎のために!

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