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活動ブログ

視察・調査活動

南九州3県観光振興議連合同「香港・マカオ訪問」(2日目)

2014年08月18日

 南九州3県合同の香港・マカオ調査の2日目になります。

 午前中は、現地県出先事務所ならびに関係機関との意見交換で、出席いただいた方は、JNTO香港事務所の江尻次長、ジェトロ香港事務所の小野村所長、パッケージツアーズ日本部の梁さん、宮崎香港事務所の伊東代表、そして鹿児島香港事務所の西村所長になります。この意見交換は、現地の情報等を仕入れることのできた、大変有意義なものとなりました。例えば、「香港では、スーパーの棚を維持するのが難しいため、日本で広域で協力して、一年中、棚を維持していくことが大事」(小野村所長)、「沖縄は、結婚、ウエデングプランを売り込んで、400組渡航している。さらには、行政が婚姻届もできる制度をつくっている」(江尻次長)、「畜産の効果的な売り込みで、香港のシェフは、中国豚のように、日本の豚も、叩いて脂(あぶら)を出して料理してしまう。美味しいのを美味しいまま食べる料理の仕方を、シェフに教えていくことが大事」(小野村所長)、などなど、今後の示唆に富む、多くの話を伺うことができました。

(下写真は、ジェトロ香港事務所の小野村拓志所長と撮影)

 引き続き、午後から、クルーズターミナルを訪問しました。まだ一部建設中ですが、非常に規模の大きいターミナルでした。旧香港空港跡地に、約1,030億円を投じて整備しており、アジアにおける、豪華客船のハブ港を目指しており、離発着も24時間、乗船橋は5つ設置の巨大ターミナルになります。屋上庭園も、香港最大のもので、23,000㎡を有し、香港島から九龍半島までを一望できる広さになります。

 そして、この日最後の訪問先である、ELGツアーズに伺いました。この会社の袁(エン)社長は、とにかくエネルギッシュで魅力的な名物社長でもあり、日本各地で、袁社長を招いた講演会が頻繁に開催されているほどです。ちなみに、本県でも平成20年9月9日に、みやざき観光コンベンション協会会員の集いで講演されています。

 さらに、日本への送客数は、年間10万人以上で、訪日旅行取扱が、香港で1位の旅行会社であり、袁社長のノウハウや、本県への観光アドバイスは、大変有意なものでありました。具体的には、「南九州は、大都会よりも人情味がある。旅行客の不満は、買い物の時間が足りないこと。また、夜のエンターテイメントが弱いため、男性客はタイなどに行ってしまう」、「宮崎には泊まらずに、観光で経由してしまいがち」、「鳥取は知事のはからいで、JA物産店で大量に買い物をしている」、「スポーツにも力を入れており、長野県のマラソンツアーを打ったら、60人の客がすぐに集まる」、「もっと買い物の場所がほしい」、などなど、袁社長から、本県や我が国への観光状況や要望など、多くの話を伺いました。

 本県への誘客において、海外の旅行会社との連携強化は非常に重要であると、あらためて感じた次第です。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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南九州3県観光振興議連合同「香港・マカオ訪問」(1日目)

2014年08月17日

 本日から5日間にわたって、宮崎県・熊本県・鹿児島県の観光振興議員連盟で、南九州3県合同で、香港とマカオに訪問します。本県は、観議連とIR議連の役員メンバーが中心となり訪問団を結成しております。

 宮崎を12時半に出発し、鹿児島空港に向かい、到着後、出国手続きを取りましたが、機材到着の遅れで、1時間半以上も待たされ、ようやく香港に向かう便が出発しました。香港便は、遅延が日常的となっており、香港空港では現在のキャパを超える航空便が離発着している現状を改善すべく、現在の滑走路2つから、第3滑走路を増設中で、2019年に完成予定です。完成すれば、幾分か解消されることを期待しているところです。

 予定時刻より大幅に遅れ、夜8時半に香港に到着後、遅い夕食を取り、ホテルにチェックインしました。写真は、香港空港から専用バスで移動中の模様です。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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文教警察企業常任委員会・県外調査(3日目)

2014年08月07日

 文教警察企業常任委員会の県外調査の3日目は、京都府教育委員会を訪問しました。

 ここでは、優れた資質のあるスポーツ・ジュニア選手の発掘・育成事業について調査を行いました。京都では3年前の平成23年度から「京の子どもダイヤモンドプロジェクト」に取り組み、将来の日本を代表するアスリートの発掘・育成に力を入れています。

 具体的には、小学3年生を対象にタレントを発掘し、小学4年生から中学3年生の6年間にわたり育成プログラムが組まれています。まずは、スポーツ健康科学科も設置した、府立乙訓(おとくに)高校を拠点にし、フェンシングとバドミントンに特化し、京都府内の全3年生を対象にしたオーデション(新体力テスト・京のこども元気なからだスタンダード)を毎年開催し、才能あるタレント選出し、現在は専門プログラムに沿って、発達段階に応じた育成をされています。さらに、今年度からは府北部を拠点とした、カヌー競技もプロジェクトに加えるとのことでありました。

 ここでの取り組みで特筆すべきは、タレントを発掘すべく府内の全小学3年生を対象にしたオーデションもさることながら、育成プログラムが8つあり、徹底した育成システムを構築していることです。ロンドンオリンピックで7位になった優秀な指導者のもとで実技指導を行う「①専門プログラム」、そして共通プログラムとして、コミュニケーション能力を高め、アスリートとして豊かな人間性を育成するための「②インテレクチュアル」、「③フィジカルコンディショニング」、食習慣やコンディショニングなど家庭における環境づくりをサポートする「④ファミリー」、「⑤トレーニングキャンプ」、障害予防と望ましい成長のための医科学および栄養学習やアンチドーピング学習を行う「⑥メディカル」、医学的見地に基づく心身の成長に関する調査・分析およびフィードバックする「⑦リサーチ」、そして国際感覚を身につけグローバルに活躍できる資質の向上のための「⑧国際経験」と、8つのカリキュラムがしっかりしていることです。

 多くの参考点をもらい、今回も充実した県外調査となりました。

 今後の宮崎県の県勢発展に生かしていきたいと思います。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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文教警察企業常任委員会・県外調査(2日目)

2014年08月06日

 2日目は沖縄から一路、兵庫県に向かいました。まず伺ったのが、兵庫県警察本部です。ここでは、「特殊詐欺の現状と対策」における先進的取り組みを現地調査しました。

 特殊詐欺については、「オレオレ詐欺」や「架空請求詐欺」など手口が多様化し、被害認知件数も被害額も増加している状況にあります。決して許すことのできない犯罪で、検挙しなければならないのですが、関東を中心に犯罪が組織化され、手口も多様化している中で、一網打尽にはいかない現状があります。そんな中で、ここ兵庫県警の取り組みが、今注目を浴びています。平成25年度の被害総額が、20億1千万円で、全国ワースト6位だったが、今や、ある犯罪対策を講じて、被害を大幅に減少させる成果を生み出しています。それが、『集中架電作戦』であります。これは、特殊詐欺に使用されていると警察が認知した電話番号に、県警に設置されている自動架電システム「おつたえ君」、および複数の警察官で、犯行使用電話に集中的に、「こちらは兵庫県警です。この電話番号は特殊詐欺に使われていると認知されております。すみやかに関係書類を持って出頭するように」という電話をかけるものです。この集中架電を実施した、還付金等詐欺、オレオレ詐欺事案については被害が発生していないと、報告がありました。

 また、兵庫県警は、犯人が使っていた名簿(金融商品や高額貴金属などを購入した人の名簿など)を押収し、名簿に名前があった家を、予防広報で1軒1軒訪問し、注意喚起の巡回指導しているなど、地道な取り組みで成果を上げていることの報告もあった次第です。

 続いて、兵庫県企業庁権現ダムのメガソーラープロジェクトの現地調査を行いました。

 ここは、権現ダムの堤体の法面(のりめん)を活用して、大規模な太陽光発電を建設中です。ちょうど南向きに斜面があり、この傾斜を利用して、発電効率が最も良い角度でパネルを設置しております。また、県内のメガソーラープロジェクトの中には、架台で木製を採用しているところもあり、木材利用促進にも取り組んでいます。

 この権現ダムでは、なんといっても、企業庁らしく収益換算を徹底して行い、売電期間の20年間で270億円を上げ、支出で設置費用と維持管理で180億円、すなわち90億円の利益を算出しています。かつ、当初の発電効率よりも大きい数字が上がっており、さらに利益が増加するであろうとの説明もありました。担当者から、「企業庁直営の方が、土地貸し方式よりも、7倍ぐらいの利益が上がる」との報告もあり、さらに、設計施工一体型技術提案(プロポーザル方式)により、工事は一体的に業者に任せ、最新の技術とともに、できるだけ建設費用を抑える取り組みとして成果を上げているとの報告があった次第です。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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文教警察企業常任委員会・県外調査(1日目)

2014年08月05日

 今日から2泊3日の日程で、文教警察企業常任委員会の県外調査が行われます。まず初日は、沖縄県に向かい、宜野湾市立普天間小学校を訪問しました。

 ここ普天間小学校では「実践的な英語教育および大学等と連携した異文化理解の取り組み」について、現地調査しました。授業時間は、1学年が年間で34時間、2~4学年が35時間/年、5~6学年が70時間/年、になっており、ALT(Assistant Language Teacher/ネイサン先生)とJTE(Japanese Teacher of English/よしの先生)が、1年を前半と後半に分けて授業を行います。実際に、英語の授業風景をビデオで視聴しましたが、子ども達がとても楽しく英語を学んでいるのが伝わりました。よく見かけるような、文法から入り頭で考えて話す授業ではなく、英語を音声として、会話として話す、いわゆるコミュニケーションを大切にしている授業内容で、体を動かしながら英語の歌をうたうなど、これなら子ども達も英語授業に入りやすいと感じた次第です。

 宜野湾市の教育委員会の担当者も来られてましたが、「行政としては小学校から中学校(短期留学や英検)まで、パッケージとして取り組んでいる」とのことで、2年前に『英語立県 おきなわ』を提唱し、授業案として統一されたものでやっていることが、十分に伝わる内容でありました。

 続いて、沖縄県平和祈念館を訪問しました。

 沖縄県の平和教育は、以下の4つの柱があり、①6.23慰霊の日の制定(沖縄全戦没者追悼式)、②県平和祈念資料館、③平和の礎の設置・運営、④沖縄平和賞の創設、ここ県平和祈念資料館は平和教育の拠点となっています。資料館の中も見学しましたが、全国唯一の地上戦が行われた生々しい犠牲の数々も展覧されており、改めて戦争の凄惨さを実感する資料館となっています。

 その後、沖縄戦で戦没された宮崎県出身の将兵を慰霊する「ひむかいの塔」で献花をさせていただきました。塔の本体は、本県の延岡市産出の自然石を用い建立しており、塔の本体が横たえて安置されているのは、御霊(みたま)たちの安息されたお姿を象徴しています。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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文教警察企業常任委員会・県南調査(1日目)

2014年05月22日

 今日から2日間、文教警察企業常任委員会の県南調査が行われます。

 最初に宮崎市の「大坪交番」を訪問しました。明治32年に設置された橘橋南詰の「中村派出所」が、施設の狭隘のため、新築移転されたのが大坪交番です。この交番は県産スギ材をふんだんに使った木造建築になっており、①住民に親しまれるスペースになること、②女性警官も快適な施設環境にすること、がコンセプトになっています。大坪交差点と天満橋の中間に位置し、森林をイメージしたとのことからも、外観も目を引く交番で、交番の新しいスタイルとして、大いに期待ができる施設と感じた次第です。

 続いて、県立都城さくら聴覚支援学校を訪問しました。この学校の「食育」の視察が主な目的で、写真上のように、実際にお昼の給食を先生や生徒の皆さんといただきました。調理は、センター方式ではなく学校独自の単独校方式になっており、栄養教諭によりしっかりと考えられた献立になっていました。アレルギー対応食はもちろんのこと、毎月16日は、ひむか地産地消の日とし、地場産物を活用した郷土料理、セルフおにぎりの実施、さらには、残食調査期間中に各自で食べた量を「がんばり表」に記入し表彰もするなど、様々な取り組みをされている点は、大いに参考になるものでした。

 本日の最後の訪問先は、高原町の「緑のダム造成事業植樹地」でありました。企業局の発電に関係するダム上流域等の未植栽地を取得し、針広混交林の造成で、水源かん養機能の高い森林に整備し直す取り組みになります。濁水の軽減や環境保全はもとより、地元雇用の確保ならびに地元小学生による植樹体験を通した環境学習の意識啓発など、様々な効用につながる事業と感じた次第です。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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自民党厚生部会・県外調査(2日目)

2013年12月12日

 自民党厚生部会の県外調査2日目になります。朝8:30に宿泊先を出発し、長野県庁に向かいました。10:45から12:00まで県庁内にて、健康福祉部の食品衛生課からは「長野県食品安全・安心条例」に係る食品の安全・安心に関する取り組み状況について、そして県税事務所から「創業等を行う中小企業等を応援する県税の特例に関する条例」について概要説明をいただいた後、意見交換を行いました。食品安全については、長野県独自の基準をつくってほしいとの県内要望があり、平成7年に「長野県における食品の安全確保のための基本方針」を策定し、その後、平成24年11月県議会で、「長野県食品安全・安心条例」が可決され、今年の4月から施行されています。 条例には「自主回収報告制度」が明記され、食品関連事業者は、食品衛生法に違反する食品等の自主回収に着手したとき、および終了したときに知事に報告することを義務付けています。

 続いて、全国でも名高い、長野県佐久市の佐久総合病院を訪問しました。病院では、お忙しい中、夏川名誉院長が最初の病院の取り組みについての概要説明から、最後の意見交換までお付き合いいただき、大変ありがたく感じた次第です。

 この佐久病院の取り組みが中心となって、長野県がなぜ日本一の長寿県でありながら、老人医療費が全国で最も低いのか、その核心を、当該病院で生で教えていただいたことは、極めて参考になった次第です。しっかりと受けとめさせていただき、今後に生かしてまいりたいと存じます。

 充実した自民党厚生部会の県外調査も、明日の帰路を残すのみとなり、以上で、今回の県外調査の報告とさせていただきます。

右松たかひろ

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自民党厚生部会・県外調査(1日目)

2013年12月11日

 本日から2泊3日で、自民党厚生部会の県外調査が行われます。私が厚生部会長を担わせていただいておりますので、2泊3日に亘る調査先での進行等を務めることになります。

 初日の今日は、朝9:50の飛行機で宮崎を立ち、東京から新幹線で長野県佐久平駅に14:30に到着し、そこから車で移動し、約1時間半かけて川上村に向かいました。村役場では、副村長ならびに村職員の方とJA長野八ヶ岳川上支所の方々との意見交換を行いました。

 川上村は長野県の東南端に位置しており、人口約4,700人ですが、日本一のレタス産地として名高い村です。そして、さらに名高い理由は、中山間地の高冷地ながら、過疎化や少子高齢化、後継者不足とは無縁(全国の中山間地域からすればうらやむほど)であり、約600戸のレタス農家の平均年収は2,500万円と豊かな村であることから、全国からの調査・視察依頼が絶えない村になっています。

 ちなみに、農家の後継者の平均年齢は29歳です! かつ、農業従事者の平均年齢が、なんと48歳です! 通常の中山間地域の農業従事者の平均よりも、10歳、20歳も若いのではないでしょうか。極めて魅力的な秘密は、JAの組織形態もその所以の一つと言えます。JA長野八ヶ岳川上支所では部会が細かく設置されており、レタスだけでも24部会、ハクサイは15部会、サニーも17部会あり、各グループごとに取り扱い・販売を行っています。これは、「自分たちが作ったものが、どういうルートで、いくらくらいで売られているのか」という生産者たちの素朴な疑問や、場合によっては農協離れを払しょくするために、平成8年くらいから今のような形が作られてきたとのことでした。確かに、JA職員の事務的作業はかなり煩雑になるわけですが、なぜ川上村の農家が豊かで後継者が育つのか、その一端を垣間見た思いでありました。

 続いて、役場隣のレストランに場所を移動して、農家の配偶者の方々との意見交換を行いました。川上村の配偶者の人たちは近隣地域から東京埼玉の首都圏、さらには静岡、九州(宮崎出身の方もいました!)など全国から嫁いでおり、若者の定着率も高く、「奇跡の村」とも言われる所以を伺いたいとの思いで、農家の奥様方との意見交換会を行った次第です。コーヒー・ケーキセットで約1時間と短い時間でしたが、大変有意義な意見交換となりました。

右松たかひろ

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成長産業・TPP対策特別委員会・県外調査(3日目)

2013年11月07日

  成長産業・TPP対策特別委員会の県外調査も最終日となりました。朝8時に仙台を出発し、東京に向かいました。会場の都道府県会館に10時に到着し、内閣官房TPP政府対策本部の高橋和久内閣参事官から、TPP協定の現在の状況について伺いました。

 TPP交渉については、「秘密保持」という国際ルールがあり、交渉内容を開示できないことが、この問題を非常に深刻にしている要因にもなっています。今日の説明にもありましたが、政府間の交渉が合意し、国会で批准するかどうかを審査する段階にまで来て、初めて国民にその全貌が明らかになるようですが、国会に上程されて後戻りできるのか、国の信頼にもかかわることであればなおさら難しいものと考えます。交渉段階では国民的論議ができず、情報開示もされない中、国家間で妥結してからでは遅いという、もどかしさを感じざるを得ません。「農業を犠牲にした、TPP参加はあってはならない」と、われわれ県議一同が思いを伝えた意見交換となりました。

 午後から、同じ都道府県会館にて、宮崎事務所ならびに宮崎牛を扱う(株)日本精肉店の役員と、「首都圏における宮崎牛の販売促進に関する取組等について」調査を行いました。今後の課題としては以下の3点があげられました。

1.県下一体となった安定出荷体制の構築~宮崎牛の知名度を上げるには、月1回程度の出荷では足りない。少なくとも、週1回は必要。JAだけでなく、県下全域で協力し、出荷体制が出来るかが問われる。

2.生体出荷に係る一定基準の策定~一定レベル以上のものを出荷することが大事。

3.生体出荷に係る各種リスクの回避~今まで輸送ストレスで1頭が死んだとのこと。

 やはり、卸をしっかりつかみ、取り扱うお店を増やすことが、極めて重要であると認識を持ったところです。

以上、2泊3日の。成長産業・TPP対策特別委員会の県外調査が終了しました。今回も、大変有意義な調査活動となりました。

右松たかひろ

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成長産業・TPP対策特別委員会・県外調査(2日目)

2013年11月06日

 成長産業・TPP対策特別委員会の県外調査2日目になります。朝8:00には宿泊先を出発し、青森県産業技術センターを訪問しました。このセンターは、青森県内の研究機関である農林総合研究センター、水産総合研究センター、ふるさと食品研究センター、工業総合研究センターの4センターを統合し、平成21年4月に設置された、地方独立行政法人の研究機関になります。農林水産系と工業系の公設研究機関がひとつになって法人化されたのは全国初で、全国でもう一つの北海道はその1年後に設置されています。

    

 センターの理事長はじめ、担当役員の方々からさまざまな説明をいただきましたが、とりわけ、独法になった利点では、柔軟な予算執行でスピーディな研究実施が可能になったことや独法だから獲得できた国からの予算もあったとのことでした。そしてなにより、独法は常に成果が求められるということを、むしろ、やりがいと受けとめられるセンターの心構え、体質が大変重要だと感じた次第です。なお、私からも、商品化実績ならびに依頼試験・分析・調査数そして技術相談・指導数の4年間の推移表から、2点ほど質疑をさせていただき、参考になった次第です。

 続いて、新幹線で宮城県の仙台市に向かいました。本日、二つ目の調査は、(株)FMS綜合研究所の方々との、「地方の食産業活性化支援サービスの取り組み」についてでありました。三輪社長の民間から行政まで経験豊富な実体験に基づく取り組みは、大変に説得力のあるものでした。

 質を追求する販路、そして量を追求する販路、この双方の販路を独自で持っておられる強みを感じましたし、徹底したマーケティング調査を商品開発に生かしていることもよく伝わった次第です。大手小売店から攻められても、中小零細のつくった商品を守るために、並々ならぬ苦労をされて来られた中での経営者としてのすごみも感じました。商品開発、販路開拓、販売促進という一連の流れで重要な点を教えていただき、有意義な調査活動となりました。

右松たかひろ

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〒880-0121 宮崎県宮崎市大字島之内1572番地6
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