2011年10月28日
部会での県外調査も3日目になります。函館駅に11:53に到着し、昼食を済ませ、函館市役所に伺いました。まず、函館市議会事務局から、函館市の概況説明を受け、その後、観光振興課から、「函館市の観光基本計画とその施策展開」について説明がありました。
(函館駅)
観光ランキングですが、
①女性が訪ねてみたい港町~1位:函館、2位:小樽、3位:那覇、4位:横浜、5位:神戸、6位:長崎
②行って良かった観光地・施設~1位:東京ディズニーランド、2位:ハウステンボス、3位:京都市、4位:箱根、5位:函館、6位:沖縄
③ブランド魅力ランキング~1位:札幌市、2位:函館市、3位:京都市、4位:横浜市、5位:神戸市、6位:富良野市、7位:鎌倉市
函館は、各種観光調査でも上位ランクの常連さんです。観光入込客数(実人数)は、昨年の平成22年度が、458万6千人で、その前の年より25万人増加しています。東北新幹線の新青森駅開通や五稜郭の中に函館奉行所などの新名所が出来たことが後押ししています。また、観光課としても、「2、3回目来たようなリピーターにどのように楽しんでもらえるか」に知恵を絞っています。
観光計画における施策展開において、①国内客中心の函館観光の「入れ込み客数」も増えない、②日本人の旅行回数は減っていく、③大型バスを連ねての「旗持ち観光」の時代はもう来ない、という現状認識のもと、今後の方向性として、①海外の観光客をもっと呼び込もう!②何度も来ていただける観光地づくりをしよう!③1泊ではなく、2泊、3泊と滞在していただける観光地にしよう!と、明確な方針を立て、具体的にその実現に向け動いています。 滞在促進については、幸いにも、函館には百万ドルと言われ、ミシュランでも三ツ星に選ばれた「夜景」や新鮮な地獲れが所狭しと並ぶ「朝市」もあります。現在の平均1.49泊を2泊、3泊へ延泊してもらおうと力を尽くされています。そういった中で、函館の観光は、「見る」観光から、「人」が介在し、「体感する」観光へと、展開を図ろうとしています。観光振興課との意見交換で、様々なヒントを見出すことが出来ました。
続いて、「函館市地域交流まちづくりセンター」を訪問しました。このセンターは、指定管理者制度で運営し、情報発信施設、市民交流施設、市民活動支援施設、ギャラリースペースで区分されており、市民はもとより、観光客、外国人への情報発信基地として、非常に魅力的な施設となっています。微に入り、細に渡り、きめ細かいサービスを来場者に提供しており、宮崎にも、このような機能を持つ施設がぜひ欲しいものだと感じた次第です。
(写真左下は総務部会~左から、星原議員、宮原議員、私、山下議員)
施設の内容は、
情報発信施設~観光・総合インフォメーションコーナー、函館の歴史と祭事ガイダンスコーナー、おすすめ散策ルートコーナー、観光・まちづくり情報検索コーナー、パンフレットコーナー、喫茶・休憩コーナー
市民交流施設~フリースペース、研修室A、研修室B
市民活動支援施設~まちづくりオフィス、相談コーナー、印刷室、会議室A、会議室B
になっています。説明を受けたセンター長が、サービス提供を第一に考える「情熱の人、行動の人」でした。このような人をトップに持つと魅力的な施設になる典型だと感じました。
右松たかひろ
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