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2012年09月21日
常任委員会2日目になります。今日は、昨日に引き続き、商工観光労働部ならびに県土整備の所管事項について審査をしました。
商工観光労働部については、議案第2号の「平成24年度宮崎県えびの高原スポーツレクリエーション施設特別会計補正予算」について、
県土整備部においては、
議案は、24年度宮崎県一般会計補正予算(議案第1号)、工事請負契約の締結について(議案第8号)について。
報告事項は、損害賠償額を定めたことについて、そして県が出資している法人等で、①宮崎県住宅供給公社、②宮崎県道路公社、③公益財団法人宮崎県建設技術振興機構、の経営状況について。
以上が、当該部局の審査事項になります。
この中でも、とりわけ、「県えびの高原スポーツレクリエーション施設」について、議論が紛糾しました。 執行部の説明では詳細が不明との判断で、本日の午後から、現場である「えびの高原スケートリンク場」へ調査に出向くことになりました。
平成22年度に3千万の修繕工事をされたばかりなのに、なぜこのような損害が発生したのか、約250万の工事請負額で、安全性がきちんと担保できるのか等の疑念を確認することとなりましたが、下の4点が問題となったところの視察写真になります。
写真左上~スケートリンク場の南側のフェンスの支柱が、すべて外側に押し出されています。写真の右手部分、この10cmほどが外側に押されています。
なぜこうなったのか、その説明を受けたのが、写真右上。氷を張らせるためのパイプを土台に引っ掛けているのですが、その部分と地面の隙間に雨水等が流れ、急激な冷え込みなどで凍結し、膨張したことで、フェンスの土台が押されたとのことでした。
問題を深刻にさせたのは、今回の補正で上げられなかった、スケートリンク場の北側(写真左下)も、すべてにおいて、コンクリートの基礎が氷圧によって破損し、土台が浮き上がっていることが確認できたことです。今回の9月補正予算では、この北側フェンスはまったく対処されない内容になっています。
さらに、写真右下のように、コンクリートの切れ目を、きちんと埋め戻されていない施工処理も、議員間で問題になりました。
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この問題は、補正予算執行にもかかわる問題として、後日、新聞各紙にも取り上げられています。さらには、常任委員会としても、看過できない問題として、「付帯決議」へと発展していくことになります。(後日談)
右松たかひろ
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