ホーム > みぎまつコラム > ごあいさつ ~平成25年年頭のご挨拶~「県政の現状を考察」

みぎまつコラム

ごあいさつ ~平成25年年頭のご挨拶~「県政の現状を考察」

2013年01月02日

 あけましておめでとうございます。宮崎県議会議員の右松たかひろです。

 宮崎県の政治にとって、そして私の政治活動においても、大事な一年がスタートしました。今年は、置県130年の年にあたります。私の県議会本会議場での初めての冒頭演説において、真っ先に取り上げたのが分権運動の先頭に立ち宮崎県再設置の最大の功労者、川越進翁でありました。「本県の現状を鑑みれば、今、宮崎の父といわれる、川越進翁に匹敵するほどの人物が現れなければ、宮崎の再生・再建は難しい。」と述べました。この思いは、1年半過ぎた今日も微動だにしない、むしろこの1年9か月の県議会活動でさらに強めた所感であります。

 率直に申し上げて、今の県政運営は、私が2回目の一般質問の冒頭演説で申し上げた、「事なかれ主義で時勢の成り行きに従うまま、従来の因習に任せるまま、特に利を興すことも害を除くこともない。まさに平々凡々。」と言ってもよい状態だと感じております。(ここでいう害とは、本県の弱いところ、アキレス腱といわれる県政課題を指します。)

 県政課題を改善・解決していき、本県の輝かしい将来や勢いの兆(きざ)しを見い出すことができない、これが今の県政運営だと言わなければなりません。県議会の中にいて、そう言わざるを得ないところに、大きな危機意識を抱いております。

 一般質問で政策提言をしても、知事の強いリーダーシップで、施策を遂行していく気配もなく、私を始め議会で政策提案しても、知事によってそれが受け入れられた気配も感じられず、県政課題がそのまま残っていき、結果として『惰性で県政運営が進んでいく』ことに、議員の一人として私は強い焦燥感を感じざるを得ません。このままでは、本県の再生・再建には程遠く、本県が前に進むという手応えを感じることがまったくできない状況であります。

 これまでの知事の答弁を顧みれば、総論では、本県の現状に少なからず危機意識を持っていても、各論に入れば、県の取り組みの現状に満足し、あるいは現状の取り組みを擁護し、知事自らが、しっかりとした現状認識のもと、行動を起こすという気概のある答弁は出てこないのが、本会議場で、私が相対しての感想です。

 今年度、25年度は、この流れを変えていくべく、これまで以上に、真剣勝負で、知事・執行部への一般質問に臨んでいく所存であります。

 ぜひ、さらに多くの県民の皆さまに県政に関心を持っていただき、特に地域経済や県民生活全般において上向きを実感するまで、県政運営を注視していただきたく存じます。

 本年も皆さまのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げまして、私の平成25年年頭のご挨拶とさせていただきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

右松たかひろ後援会事務所 お問い合わせ

右松たかひろ後援会 ひたすら宮崎のために!

■住吉事務所(宮崎市北部10号線)/(写真および地図
〒880-0121 宮崎県宮崎市大字島之内1572番地6
TEL : 0985-39-9211  FAX : 0985-39-9213

□E-mail : info@migimatsu.jp (宮崎事務所本部連絡所および宮崎市北部10号線住吉事務所共用)
□Twitter :https://twitter.com/migimatsu5