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みぎまつコラム

商工建設常任委員会「香港・上海調査」のご報告

2012年08月18日

商工建設常任委員会「香港・上海調査」~【3日目】 

 3日目もハードスケジュールになりました。起床は早朝の4時で、5時にはホテルを出発。マイクロバスで香港国際空港へ移動し、出国手続きののち、中国東方航空機にて上海へ飛び立ちました。上海に到着し、入国手続きし終えたのは、午前10時半ごろ。それから上海市内に移動すること約1時間。昼食をとり、早速、宮崎県上海事務所に伺いました。

 下は上海事務所が入っているビルの前での集合写真で、左下は事務所から眺める上海市内です。

      

 さすが宮崎事務所だけあって、県産材をふんだんに使った内装になっています(右上の写真)。決して広くはありませんが、事務所として快適な空間になっていました。時間も押していましたので、スケジュールをこなすためにゆっくりする暇もなく、上海市内での調査活動に入ります。

 向かったのが、全国商工会連合会ショップです。

     

 お店の入口が、夏の風物詩や浴衣を着た女性店員によるお出迎えで、一目で日本のショップとわかるような工夫がされています(写真左上)。商品については、日本全国各地から東京までの輸送コストは自己負担ですが、あとはコストゼロでショップに陳列が可能なシステムになっています。賃料は月120万円で高く感じましたが、立地条件がいいため、十分にやっていけるとのことでした。

 下の写真は、上海市内の市場の模様です。野菜から肉・魚、珍味まで所狭しと並べられていました。

     

 さて、本日のスケジュールの最後は、「上海県人会」の皆様との意見交換会です。3時間にも及び、自己紹介から歓談、そして重要な現地情報など、上海の地でしか得られない生の情報などを受け取ることが出来ました。このことは、今後の県政の東アジア戦略において十分に生かしていく必要があると強く感じた次第です。

 今回の調査活動は、大変実りある3日間でありました。明日は朝7時半にはホテルを出発し、福岡空港経由で、夕方、宮崎空港に到着の予定です。明日の4日目は帰路で移動のみですので、以上で、今回の【商工建設常任委員会・香港上海調査の報告】とさせていただきます。

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商工建設常任委員会「香港・上海調査」~【2日目】

 昨夜は就寝が深夜2時過ぎになりましたが、7時前には起床です。そして、上海事務所の佐佐木さん(所長)と高(副所長)と合流し、2日目の行程が始まりました。

 下は、商業施設調査の一つ「SOGO」の食料品売り場に陳列されてあった宮崎産品になります。左上から、甘藷~こぶし大が2つ入って31.6香港ドル、せんぎり大根、デーリィ南酪の牛乳~200mlが10.50香港ドル・1リットルが24.90香港ドル、たまご善太郎が6個入りで20.90香港ドルでした。

       

    

 SOGOはどちらかと言えば富裕層を意識した店舗戦略もあり、本県の価格設定よりも若干高めになっていることが分かります。

 なお、SOGO内に、北海道は特設のブースを民間で構えており、品揃いが豊富に陳列されてありました(下がその写真)。今回の行程を通してですが、北海道のブースはここだけでなく、行った先々で見ました。「やはりさすが北海道だな」と・・・この域まで宮崎が到達するには相当な努力を要すると再認識した次第です。

     

 下は、SOGOを出たところの香港の街並み

 お昼は「雅 Miyabi」という本県の宮崎牛指定店で食しました。(ちなみに、昼食は政務調査費は対象外です。) 料理長とお話ししましたが、トレーサビリティをしっかりさせ、宮崎牛の価値も高めていると感じた次第です。下は、個体情報詳細表示です。西都市の牧場で肥育されており、肥料名も流通経路・移動内容も明記されています。もちろん、本場宮崎牛ですので、味も太鼓判です!

 午後から、商業施設の2カ所目「ジャスココーンヒル」を視察しました。ここでも北海道、そして沖縄がアンテナショップを構えていました(下の写真左が北海道、右が沖縄)。

     

 見せ方も、画像などを駆使して、購買意欲を高めるような工夫をしています。(下の写真)

 

 そして、いよいよ「香港フードエキスポ2012」(Food Expo 美食博覧)に入りました。まずは、宮崎県のブースを視察です。

          

        

 ちょうどこの日、JA宮崎経済連の羽田正治会長も県産品のPRで来ており、会場内で講演をされました。

     

 香港貿易発展局主催の「香港フードエキスポ」は、約55の国と地域から、12,800人を超えるトレードバイヤー、そして38万人以上の一般来場者が訪れるアジア最大級の食品展示会です。そして今年2012年は、初のパートナー国として日本が選出され、全国各地の物産が展示されました。

 フードエキスポ会場内を一巡しましたが、いかにバイヤーとの商談に結び付けていくか、各県が様々な工夫をしながらPRしており、各県の特徴や見せ方の相違点も興味深く観察させていただきました。また、夜の懇親会では、出展者や関係者の方々と多くの意見交換ができ、大変有意義な時間となりました。

 明日は、早朝4時起きで5時にホテルを出発し、上海を訪問します。

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商工建設常任委員会「香港・上海調査」~【1日目】

今日から3泊4日の日程で、商工建設常任委員会の委員5名(県議~山下博三、中野一則、押川修一郎、右松たかひろ/以上4名が県議会自民党、田口雄二/新みやざき)、県議会自民党の事務局長ならびに県職員の商工観光労働部次長、商業支援課課長と主査の合計9名の訪問団を構成して、香港・上海へ視察調査に出発しました。

 宮崎空港に10時30分に集合し、福岡空港へ。福岡空港で国際線ターミナルへ移動し、出国手続き後、14時の便で、中国東方航空機にて香港に向かいました。16時前には香港に到着しましたが、それからが大変でした。いつまでたっても搭乗案内の兆しがなく、アナウンスもなく1時間半ぐらい待たされ、ついにはロビーで機内食が配られ、機材の関係で出発までもうしばらく時間がかかるとの張り紙が出されます。(下の写真)

     

 ようやく定刻を2時間ぐらい過ぎたのち、航空機に案内され乗りましたが、そこからまた1時間ぐらい機内で待機です。香港を出発したのは21時半ごろ。本来なら、もう上海のホテルに到着している時間です。結局、上海に到着したのは、深夜0時近く。

 空港で出迎えしてくれたガイドのカルメンの案内で、ホテルに到着したのは、深夜0時半ぐらいでした。

 中国国内での飛行機の遅れは、3日目の香港から上海へ戻る時も同様でしたが、今日のこともあり、「もうしょうがないこと」と慣れた感もありました。飛行機が大幅に遅れることの少ない日本のありがたさを初日から感じた次第です。

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商工建設常任委員会「香港・上海調査」~【目的と概要】

 明日8月16日(木)から19日(日)までの3泊4日の行程で、香港および上海に視察調査を行う目的と概要は以下のとおりです。

【※調査目的には、私個人の考え方や内容も掲載しています。】

(1)目的

■8月16日から18日にかけて年1回香港で開催される「香港フードエキスポ2012」に、宮崎の物産を広くPRすることでアジア地域への市場拡大等を図ろうとする宮崎県の出展業者の出展状況の調査および出展業者との意見交換による情報収集によって、宮崎県の東アジア戦略を実地で検証すること。

■香港や上海に展開している日本の商業施設ならびに陳列する物産・商品の視察調査を行い、方向性や戦略などを分析する。

■経済交流および観光等の促進を目的として設置されている宮崎県上海事務所から活動状況などを聴収し現状分析を行う。

■上海で「宮崎県人会」として在留宮崎県人として活躍されている方々と意見交換を行い、今後の県政発展ならびに東アジア戦略の拡充につなげていく。

(2)調査概要

①8月17日(木)香港での調査

 ・「フードエキスポ2012」宮崎からの出展状況調査

 ・同出展業者との意見交換

 ・商業施設等視察~SOGO、ジャスココーンヒル(北海道・沖縄アンテナショップ)、アピタ、スーパー等

②8月18日(金)上海での調査

 ・宮崎県上海事務所の概要説明および意見交換

 ・上海宮崎県人会と方々と意見交換

 ・商業施設等視察~全国商工連合会ショップ、シティースーパー、ヤオハン、久光等。

宮崎県議会議員 右松たかひろ

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