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2012年02月06日
今日から2日間にわたり、自民党本部にて、自民党ニューリーダー育成塾「ひむか」の国政視察研修が行われます。
初日は、3講義となりました。
第1講義~大島理森代議士(副総裁)「自民党の歴史」
先人は大きな時代感覚を持っていた・・と始まり、左への対抗で保守合同が起こり結党された自民党の歴史を話されました。国民に大きな問題提起が出来なかったとの自責の念も述べられ、もう一度自民党の理念を立て直すべく、伊吹座長を中心に、「新綱領」を作成したことも話されました。また、野田内閣の10の課題(十戒)として、①円高・デフレ、②税と社会保障制度、③普天間を含めた外交、④公務員制度改革、⑤選挙制度改革、⑥TPP、⑦郵政、⑧24年度当初予算、⑨小沢氏と政治資金制度、⑩新党問題、を挙げられました。
「今までの後始末とこれからの希望をどうつくるか」は印象に残る言葉でした。自民党は綱領も党歌も持つ公党として、反省すべきは反省し、これからの国の展望・ビジョンを国民の皆様に明確に示していかなければなりません。
第2講座~古屋圭司代議士(中央政治大学院長)「日本国憲法の課題と論点
古屋代議士からも大変重要なお話をいただきました。我が国が一度も憲法改正されていないことを国際社会の中で比較され、いかに日本だけが金科玉条の如く憲法を扱っているか、そして憲法を時代や環境にあわせていくこと(改憲)の必要性を話されました。その中で、憲法96条に触れ、「憲法改正の発議は衆参両院それぞれ総議員の“3分の2以上の賛成”から“過半数の賛成”まで緩和すべきである」と訴えられ、今、その法整備のために覚悟を決めて動かれていることを話されました。
第3講座~石破 茂代議士「政権奪還のために自民党がやるべきこと」
“負けの不思議の負けなし” 先の衆院選、自民党が何で負けたのか、分析しないといけない・・から講話が始まりました。外交力低下の問題も、大臣が変わりすぎ、諸外国からきちんと相手にされていない。また、石破代議士は自ら「貿易の自由化論者」と切り出し、TPPの問題にも触れました。農業問題についても、過去の統計から自給率は人々が質素にしていけば上がり、自給率ではなく自給力に焦点を当てるべき、と持論も展開されました。また、国産材、その地域の木材を使うことの重要性について、欧米のように家は100年は持たさなければ、寿命4,50年だとローンが終わるころに建て替えとなり、資産形成が出来ない、との話も印象に残りました。
右松たかひろ
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