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自民党会派「中央研修会」~がれき処理について

2012年01月17日

 昨日の16日に上京し、今日は朝一から研修が始まりました。

まず午前中に、東京都環境局廃棄物埋立管理事務所に伺いました。東日本大震災に係る「がれき処理」の受け入れ処理状況の視察調査になります。

    

 埋立処分は、東京湾に面する中央防波堤外側埋立処分場および新海面処分場にて行われます。上の2枚の写真は、その一部になります。非常に広大で処分場のスケールの大きさには驚きました。焼却を中心とする中間処分ではなく、リユース(再利用)やリサイクル(再資源化)が困難なものを処分するための埋却地で、いわゆる「最終処分場」になります。

 被災地のがれき処理については重大な課題となっており、受け入れについては、首長の判断が大きいのが現状です。東京都の石原都知事は全国に先駆けて、震災後間もない昨年の5月27日には「受け入れ方針」を策定し、都議会で全会一致で補正予算の承認を受けています。そして、9月30日には、岩手県と処理協定を結び、がれき処理が始まりました。住民説明会では、何度も「安全性を幾重にもチェックして災害廃棄物を受け入れる」ことを話されたようです。

 放射能に対する懸念もあり、災害廃棄物の処理が全国的に進まないのが現状です。しかし、被災地の自治体は、「広域処理への協力」を強く望まれていることも、重く受け止めなければならないと考えます。今回の東日本大震災で発生した災害廃棄物は、岩手県が476万トンで約11年分、宮城県では1,569万トンで実に19年分にものぼります。とても自力で処理できる量ではないわけです。

 安全性の確認を最優先することは当然として、被災地では毎日、幾度も「放射線量率などの測定」を行うなど、安全性確認のシステム構築にしっかりと対応していることを受け止めていくことは大事なことです。あとは、首長と議会の判断に委ねられます。

右松たかひろ

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