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2011年10月26日
県議会の自民党会派・総務政策部会(4名~山下部会長、星原県議、宮原県議、右松副部会長)で、今日から県外調査になります。調査地は北海道になります。初日の今日は、中部(名古屋)空港を経由して、千歳空港に降りました。その後、初日の調査地、北海道日髙乳業(株)へ一路向かいます。
櫻井社長はじめ、取締役や課長さんなど5名の方々から会社の概要説明や業界の抱える問題課題などの概要説明がありました。北海道日髙乳業は、都城に本社がある南日本酪農協同株式会社(南酪)がネスレ日本日高工場を、昭和62年に買収して、現在に至っています。昨年の年間売り上げが、89億1,200万円で、その内、46%がバターや脱脂粉乳です。そして、賞味期限が長持ちするLL(ロングライフ)製品の牛乳やアイスクリームが26%、そして缶が16%、さらに、売り上げが伸びているモッツァレラチーズが10%となっています。
日髙乳業ならびに業界の抱える問題として、①加工向けの原料(乳)がなかなか確保できない。~昨年より1割減っている。(昨年夏の猛暑や東日本大震災で生産量が減り本州向けが増えたなど)、②ホクレンの乳価の値上げがあったが、その分を製品へ転嫁できない。③燃料の油代の高騰 を挙げられました。
また、TPPへの強い懸念を示されました。「TPP参加で乳製品がどうなるか。生乳はまだしも、加工品などは、国産品がたちうちできなくなる。」と切実に訴えられました。
なお、中国向けは全面ストップしている状態で、それは、福島原発等の問題で、非常識な検査要求がなされているから、との説明がありました。
写真下左は、北海道日髙乳業(株)が国内で初めて商品化に取り組み、生産量は国内2位の「モッツァレラチーズ」、右はマスカルポーネ・・・大変美味しかったですよ!(マスカルポーネは、宮崎なら高千穂牧場においてあるそうですよ。)
右松たかひろ
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